12月23日(木):来年は日本も終わりか
今日は目が限りなく痛い。夜まではパソコンを見ずに過ごそうと決める。だから今日はパソコンを家に置いて出勤した。
パソコン作業をしないとなると、今日の予定がいくつか狂うのだけれど、代わりの作業のことを考えていなかった。読もうと決めていた本は読み、それ以外のものも読む。結局、今日は読んでばかりの日となった。
大掃除もする予定であったのに、そちらは手付かずとなった。どうも大掃除をやろうという気力が湧かない。掃除をしてもきれいにならないので、どうもやりがいが感じられない。
足の方はかなり具合が良い。朝は杖を突いていたのだけれど、なんとなく、杖無しでもいけそうな気がした。だから今日は杖を置いて家を出た。正直、最初は少し心配だった。
まだ普通には歩けないけれど、それなりに歩けるようになった。膝の可動域が日に日に増えていき、歩行や移動がラクになってくる。杖が有った方がよかった場面がないこともなかったが、膝カックンなることもほとんどなく、心配することもなかったようだ。
回復までやはり一週間くらいか。明日はもっと回復しているだろう。
そうか、国会も閉会しているのだった。今回、オミクロン株のこと、ワクチン接種のことなどがよく話しあわれたようだ。給付金のこともあったな。コロナ関連のことが議題に上がるのは仕方がないというか、当然というべきか。
モリカケサクラ疑惑の件や五輪関係の話は一切出なかったようだ。東京五輪は結局三兆円規模の開催となったのだけれど、一体、どれだけの負担が今後国民に課せられてしまうのか恐ろしいところである。それなのに2030年の冬季五輪を札幌で招致したいなんて言い出しているのだから正気じゃない。
アベノマスクの廃棄は評価できる。8000万枚も在庫を抱えていて、その費用だけでも年間九億円になるということらしい。まあ、廃棄するとしても経費がかかるのであるが、ダラダラと保管費用を払い続けるよりは廃棄してくれたほうがいい。
ちなみに昨年のアベノマスクは僕の所へは2回配布された。1回目はポストから室内へ入れて記念写真を撮っておいた。それからゴミ箱行きだ。後日、2回目が配布されたが、こちらはポストからゴミ箱まで直行だ。なんならもう一回配布してくれても構わない。こっちで処分するので。
ガーゼを布で挟んで裁縫して、左右にゴム紐をつけるだけのものなのに、どうして不良品が多発するのか意味不明である。日本の技術力なんてもはやそんなものだと思っておこう。大金を投資してロクなものが作れず、使い物にならないものを作り、挙句の果てに未使用のまま処分する。今の日本を象徴するかのようだ。
無駄なところに税金をジャブジャブ使い、必要なところでは出し惜しんで、その結果がこのザマである。
宣言解除後、経済が回復したかというと、さほどでもないらしい。欧米の先進国では、ロックダウンなどを解除して、かなりの水準まで経済が回復しているとも聞いている。僕もそうだけれど、使えるお金がないという人も多いかもしれない。バラマキと批判されてもいいから給付金なんかを出しておけばよかったのに。アメリカじゃ三回目ワクチン接種者に1万円相当のお金をあげると言うのだから羨ましい限りである。
日本には金がないのだ。国債を発行するといっても買うのは日本人だ。外国人が買うのなら、日本が破綻しても損をするのはその外国人たちで、日本人は損失がないのだけれど、日本人が買っているそうなので破綻したらお終いだ。
今年はなんとか持ち堪えたとしても、来年は本当に破綻するのじゃないか。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)