12月20日(火):禁煙奮闘記
12月19日 0:00(開始)
今日からタバコと縁を切る。日付が変わると同時に始める。実際はその15分ほど前に喫ったのが最後だったが、その時間は加算しないことにする。
12月19日 1:00(1時間経過)
原稿を書いて過ごす。喫煙欲求はない。今からしばらく寝る予定だ。これで朝までは安心である。
12月19日 7:00(7時間経過)
5時頃起床、準備をして、家を出る。高槻には7時前に到着。コーヒーを飲みたくて、喫茶店に入る。「灰皿は使いますか?」。店員さんの問いかけに「使いません」と答える。なにか気持ち良かった。
朝、起きた時は息苦しい感じがあったが、間もなく治まる。今、例によって呼吸の楽になる感じがある。喉の具合は良くない。声が出し辛い。喫煙欲求はない。睡眠時間が少し足りない感じはしているが、身体の具合はまず良好である。
12月19日 11:00(11時間経過)
何か作業をしている時は大丈夫だが、少しでも手が空くと、タバコを求めてしまう。喫煙欲求というよりも、手持ち無沙汰の感じである。呼吸は楽。喉の調子も悪くないが、発声し辛さが少し感じられる。外の工事の音に悩まされるが、神経過敏というほどでもない。
朝の内に、ちょっとした仕事を一件終わらせた。これから午後の仕事まで、3時間ほどゆっくりできる。何かした方がいいのかもしれないけれど、静かに休んでいようと思う。
12月19日 12:00(12時間経過)
非常に気持ちが落ち着かない。喫煙欲求に襲われている。ソワソワし始める。室内をウロウロしたりする。本を読んだりしたが、今一つ集中できず、頭に入らず。横になって休んだ方がましである。
12月19日 13:00(13時間経過―断念)
横になっても落ち着けず、ソワソワし続ける。葛藤の多い一時間を過ごした。このままでは午後の仕事に支障を来すかもしれない。もう諦める。タバコを買い、一本喫う。気持ちが鎮静していくようだ。もう、1,2本吸っておこうと思う。
14時まで喫煙時間にして、それから4,5時間タバコから離れることになるだろう。インターバルを設けようと決める。
(追記)
19日はそのまま喫煙する。20日もそれが続くが、いつもほどタバコが欲しいという感じがしなかった。喫煙欲求が少し弱まった感じがある。20日の18時から21日の10時まで16時間、禁煙時間を作る。禁煙への挑戦はまだ続けている。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)