12月12日(月):年末減少の始まり
しばらく前から、節煙を試みていた。完全に止めるのではなく、本数を減らすということから始めようと思い、一日の本数を決めてやってきたのである。しかしながら、ここ数日、以前にも増して本数が増えてしまった。良くないことである。今日は喉の調子が良くない。
ここしばらく、女性友達とのことを振り返っているが、これがなかなか神経を使う作業なのである。今日、「女性友達に捧げる」シリーズの7回目を公開するのであるが、このシリーズ、今では18回目まで仕上がっている。しんどいなと感じながらも、僕はそれをしているのである。彼女とのことを、あたかも無かったことにしようというような態度を採ることもできるのであるが、僕自身の勉強と成熟のために、しっかり振り返っておこうとしているのだ。それでしんどい作業でも、毎日続けているのである。ただ、タバコの本数は格段に増加してしまった。
彼女とのことを書いていて、何度も中断してはタバコに手を出す。一回分の原稿を仕上げるまでの間に、7~8本くらい消費している。明らかに吸い過ぎである。でも、イライラや神経の興奮を抑える必要があるということも意識している。そうでなければ書くことができないのだ。それが波状効果を生み出すのか、その他の場面でも本数が増えてしまったのである。
僕は一つ決めたことがある。彼女とのことを書いたシリーズは20回目で一旦中断しようと。昨夜も彼女の原稿を書いていて、夕食を忘れていたという始末である。これを中断して、心身の健康を少しばかり回復させる必要を感じている。その際に再度、節煙、もしくは禁煙を試みてみようと考えている。
考えてみれば、量を減らすというのはとても難しいことである。禁煙する方が楽なのではないかと僕は思うようになった。一定量を維持するより、生活から排斥させた方が、少なくとも生きやすいように思われる。
僕の仕事は年末に近づくほど暇になってくる。これは毎年そうである。先週は比較的仕事があった。とても感謝してくれたクライアントも何人かおられるし、僕自身、先週はよく仕事ができたなという実感がある。これからもいい仕事ができるようになりたいと思うし、それには自分の心身をきちんと維持していかなくてはならない。嫌な体験であっても、その体験を自分の物にしていかなければならないと思っている。今週は仕事が激減しても、僕がやるべきことには際限がない。だからぼんやりと生きているわけにはいかないのである。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)