11月1日:一日を有意義に

11月1日(月):一日を有意義に

 

 今日から11月。また新たな一か月を創造していかなければならない。今月は何が進展して、何が達成できるだろうか。その代わり、何が停滞してしまうだろうか。いろいろ計画も立ててやっていきたいと思っている。

 

 さて、政治は自民党政権が継続か。面白くない結果だ。高槻は辻本さんが落選したのだな。ちょっと意外な感じもする。まあ、維新の会が当選しているので、維新の会ならまだましか。

 

 今日は父の入院日だ。前から知っていた。何か手伝うことはないかと予定も空けて、家にいたのだけれど、僕の出番はなかった。その代わりといっては何だけれど、植え込みを運ぶのを手伝うことになった。鉢自体は重くもないが、歩くのが困難だ。

 足の具合が今日は特にひどい。軽くツーのやつも出ているが、それはあんまり大したこともない。ヒザである。悪い方のヒザだ。腫れもあるようで、曲げられない。いや、曲げることはできるけれど、その瞬間に痛みが走る。

 座っているとラクであるが、ずっとその姿勢でいると、次に立ち上がる時なんかにヒザが伸びる瞬間にまた痛みが走る。なんとも厄介なやつだ。

 

 さて、昨夜、東京ではエライ事件が起きたのだな。24歳の男が電車内で人を刺し、その後車内で放火したという事件だ。乗客たちが一斉に逃げる映像がテレビで流れていたが、生きた心地がしなかったことだろう。

 今後、こういう事件はいくらでも起きると思っておいた方がよい。日本が安全な国だなどといつまでも信じていてはいけない。いつ事件に巻き込まれるかもしれない。日々、死を意識して生きなければならない。

 

 大きな事件に巻き込まれたことはないけど、危ない目に遭うことはよくある。

 先月も夜中に帰宅中、すれちがいざまに6人の若い連中に取り囲まれそうになった。僕は無視して歩いていく。下手に反応すると連中の次の反応を引き出してしまうからだ。

 2,3年前は無灯火の自動車が猛スピードで突っ込んできたことがあった。僕は信号を守り、横断歩道を渡っていたのだけれど、猛スピードで自動車が走ってきて、僕に衝突するスレスレのところで急ブレーキをかけたのだ。やはり無視して僕は横断した。

 こういう話はもっと若いころにもあった。駅前のロータリーだった。僕は駅を出て帰路についていたのだ。そこに猛スピードで車が突っ込んできたのだ。やはり無視だ。僕を轢くならそれでいいけど、中途半端なことはするなと思っている。僕を轢死させるくらいのことをやってくれと、それは今でも思っている。

 また、あれはアルバイトの帰りだったな。夜中自転車で国道を走っていると、自動車が並走してくるのだ。助手席の奴が僕を揶揄しているような言葉が聞こえるのだが、無視だ。無視しても自転車と同じ速度で走っておるので面倒だ。僕は止まって車を先に行かせた。すると少し先でその自動車も停車したのだ。アカン、こりゃ面倒だと思い、Uターンして路地に入り、別ルートで帰宅したのだったな。

 自動車関係が多いな。コンビニの駐車場からけっこうな勢いで出てきた自動車にはねられそうになったことも何度かある。交差点のところで自動車がやってきて、そのまま直進するのだろうと思っていたら、いきなり曲がってきて衝突しそうになったことも2度ほどある。指示器くらい出さんかいと言ってやりたくなるが、無視だ。

 まあ、僕は呑兵衛なので、呑み屋でのエピソードもいくつもある。ケンカを売ってくるのやら挑発してくるのやら、いろんなのがおる。必ず無視だ。面白いことにケンカを売ってくるのは僕よりも年長者だ。その年齢でまだどつきあいのケンカをしたいのかね。

 その他、細々したトラブルもあるな。あと、間接的なのもある。僕は若いころはスーパーとかコンビニとかでバイトした経験がある。買い物客が帰宅途中に襲われて、僕は現場に確認に駆り出されたことが2度ほどある。自分が被害に遭ったのではないとは言え、あんまり見たくなかった。

 

 日本は治安がよく安全だと言われてきたけれど、その安全は少なくとも諸外国と比べてという意味だ。日本は日本で安全でない部分もあるのだ。そして、だんだん安全でなくなってきたと僕は思っている。

 でも、そんなものだ。人生は死と危険と隣り合わせなのだ。今日、死を迎えるかもしれない、そういう思いで一日を有意義にしていく方が大切だ。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー

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