10月4日:不調の連日 

10月4日(水):不調の連日 

 

 このところ調子が悪い。ここ数日の経緯を残しておこう。 

 

 土曜日頃からその徴候はあったけど、日曜日はけっこう具合が悪かった。これは身体的にもそうだし、精神的にもそうだった。 

 身体面ではフラフラする感じがあった。 

精神面では観念と言葉の解離があった。これは時折僕が陥るやつだ。思考や観念が浮かんでも、それが適切に言葉にならないどころか、思っていることが上手く表現できない感覚である。言葉が遠くへ解離してしまっている感じだ。 

 仕事はどうにかこなすものの、上手くいったという感じがしない。内面が働かず、思考は言葉にできず、集中を欠いている感じが残っている。 

 

 日曜日の夜、帰宅すると母がチャーハンを作ってくれていた。きっとご飯が残ったからだろう。それを食べると、妙な味がする。最初は止めておこうかと思ったが、母がせっかく作ったものだからと、しっかり過熱して食べる。何とか大丈夫そうに思えた。 

 ところが、明け方、激しい胸焼けで目覚める。ヤバいと思い、すぐにトイレに駆け込む。間一髪で間に合った。かなりエグイ吐きかただった。朝5時ころのことだ。 

 気持ち悪く、震顫がある。横になる。幸い、朝の一枠目の仕事が入っていなかったので、けっこうギリギリまで横になって過ごす。 

 フラフラの状態で職場に行く。午前中の仕事をこなす。薬局に行き、薬を服用する。それで午後からの仕事に備えるが、午後は本当にキツかった。 

 前日に続いて、仕事は上手くいかなかった。 

 仕事が終わっても何をする気力もなし。 

 

 翌日の火曜日。つまり昨日だ。職場に行く。昨日できなかったことをやっておこうと思う。本当は休みたかった。 

 多少はましになったとは言え、体調は芳しくない。デスクワークをしようとするが、じっと座っているのもしんどい。体を動かしている方がましに思えてくる。 

 それなら年末の大掃除にかかろう。今年は10月から始めることに決めていた。ただし、休みの日だけにする。そういう計画を立てていた。 

 今回の大掃除でどうしても手がけたかったところは換気扇だ。ここは一度も掃除したことがない。カバーを外すのもどうやっていいか分からなかった。若干、苦心してカバーを外す。えげつない汚れだ。 

 この換気扇の掃除、僕は半日くらいでできるだろうと予測していた。とんでもなかった。ほとんど丸一日それに費やすことになった。それでも完璧にはできていない。可能なら年内にもう一度やろうと思っている。 

 その作業に丸一日かかったというのは、体調が本調子ではなく、随所に休憩を挟んだためでもある。前日の嘔吐感が残っている。非常にしんどい。おまけに足の具合も悪化しているようだ。 

 換気扇の掃除で踏み台(椅子)に何度も上がり下りして、それもまた足に負担をかけることになった。 

 

 それで今日だ。胸焼け、ムカムカ感はかなり良くなったけど、あまり食欲は湧かない。そっちはましになったが、足の方は昨日よりも悪くなった感じがある。ツーの痛みと膝の痛み、それに筋肉痛だ。今日は歩くのにもいささか支障を来たしている。何度か、足に力が入らず、コケそうになった。 

 今日は、水曜日レギュラーのクライアントがまた一週延びたので、時間に余裕がある。先々週の水曜日と同じ感じだ。 

 ランディングページの原稿を書く。当初の予定では、これは昨日こなしているはずの作業だった。また一日遅れた。どこかでこの一日分を取り戻さないといけない。 

 夜は飲みに行く。もうクタクタになっていた。これ以上何かをする気持ちにもなれなかった。鎮痛剤を服用していたので、いつもより一時間遅らせて飲み始める。特に問題はなかった。 

 仲のいい飲み友達と会ったので、少しばかり楽しい時間を過ごさせてもらった。その後、行きつけのバーにも寄る。こちらは可もなく不可もなくといった感じだった。 

 それで帰宅して、今に至る。ここ数日のことだ。不調な日々が続いている。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

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