10月21日:少しでも前に 

10月21日(土):少しでも前に 

 

 今日の夕方のクライアントがキャンセルになる。明日のクライアントも一人キャンセルの連絡が入る。予測はしていた。この雨や台風のせいだ。どちらも外出に困難のある方々だ。まあ、それはいいとしよう。 

 その他の予定はすべて予定通りにこなした。 

 

 朝、出勤の電車の中でサイト用の原稿の下書きをする。空いている時間はそれを文章化することに費やす。一応、三ページ分というか、三項分の下書きはしたものの、ニ項分しか文章化できなかった。先日の下書き分も文章化が終了していない。こうして、今度は下書きが溜まっていくようになるかもしれない。 

 電車に乗っている十数分の間にそれだけ下書きしたわけだけど、後が追いつかない。いつもこんな具合だ。何をするにも時間が足りない。 

 それを思うと、人生は短い。若い頃にはまだまだ先があると信じることもできたけど、中年になると終わりを意識するようになった。死について、あるいは死のことを考えることは昔からあったけど、それとはまた違って、死を意識する、あるいは死をより身近なものとして感じる。若い頃と比べると、死に対する構えとか態度とかも変わってきたように思う。 

 

 最近、心身の具合も悪かったが、今日は幾分ましになっている。人間なので不調な時もあるけど、この不調からは抜け出さないといけない。いつまでも長引かせてしまってはいけない。待っていれば快復するというものでもないと僕は思う。かなり意図的にそこから脱却を試みなければならない部分もあると思う。 

 取りあえず、快復の兆しが感じられている。いいことだ。後は僕の活動が僕を治癒へと導くだろう。 

 

 それにしても、今日はサイト関係のことばかりを考えている。下書きから原稿を書き、さらに次の構想を練っている。 

LP(ランディングページ)はそろそろ閉鎖しようかと考えている。あんなものに時間を取られるのが腹立たしい。それよりもサイトに集中した方がよさそうだと、最近は思い始めている。 

 まあ、早急な決断は止めておこう。LPも一部のページだけ残して、あとはゆっくりやっていってもいいかな。 

 

 とにかく、今日一日を無事に終える。一番望ましいことだ。そして、少しでも何かが前に進んでいる。いや、何かを前進させることができた。それもまた望ましいことだ。停滞するよりはるかにいい。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

関連記事

PAGE TOP