10月2日:葛藤の産物

10月2日(日)葛藤の産物

 

 足の痛みも今日はかなりましである。ある程度普通に歩くことができるが、ただ、階段の上り下りはまだ辛い。明日はもっと回復するだろう。痛みは厄介だけど、こうして一日一日回復していく過程を体感すると、人間が常に変容していく存在であるということが実感できるように思う。

 

 さて、サイトの方は<テーマ100>に達した。僕には最初に決めていたことがある。こういうサイトというのは、ある程度コンテンツが揃っていなければ活きないと聞いた。だから、<100>までは、とにかくコンテンツを増やすということを課題にしていた。そして、<100>に達したら、新たなコンテンツを追加することに加えて、これまで書いたものを改定していき、読みやすさや見やすさのことも考えようと決めていたのだ。

 昨日、僕は自分の書いたものを、元々の原稿の方ではなく、サイトの方で読んでみた。とても読みづらかった。まず、字が小さすぎるのである。読む側がパソコン画面の倍率を変えて読んでくれれば問題はないのだけど、それでは若干、不親切な感じもする。それで、僕の方で、文字の倍率を大きくする作業を始めた。やってみると、これがけっこう大変な作業で、思ったよりも時間がかかってしまった。項目を一つ一つ処理していかなければならないのである。つまり、100個の項目があるわけだから、同じ作業を100回しなければならないということである。当分、ページによって、文字が大きいページと小さいページが生じるかと思う。作業が終了するまで、見る人に少々不便な思いをかけてしまいそうだ。

 それと、あと、文章に背景色を付してみた。これは実験的なもので、読みやすさが増すかどうか、見た目がよくなるかどうか、今後の検討次第で継続するかもしれないし、廃止するかもしれない。まあ、何でもやってみようと思う。

 

 旧サイトでは、業者さんがこういう作業もやってくれたのであるが、このサイトでは全部僕がしなければならない。慣れない作業なのでたいへんである。やってみると、それなりに楽しかったりするが、どうしても素人っぽい作りになってしまうのではないかと危惧している。その辺りのことは見てくれる人に大目に見てもらうしかないし、僕の不完全さをきちんと見てもらおうとも思う。

 ただ、問題は、僕の時間が取られてしまうということである。これが今の悩みである。サイトの作業のために、今までよりも一時間早く出勤している。これを書いている今も、「今日はこの作業をするのが億劫だな」と感じている。そして、「こういう作業を代わりにやってくれる人はおらんかいな」などと思ってしまっている。その一方で、「いかん、いかん、そんなふうに考えてはいかん。それは僕の甘えだ。自分でやらなければ」という思いがある。そういうわけで、このサイトは、あなたが今読んでいるブログも含めて、すべて僕の葛藤の産物なのである。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー

 

 

 

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