1月8日(日):疲労に襲われて
今日はカウンセリングの方では仕事始めとなった。遅いスタートとなったけれど、僕の方はそんなにゆっくりできたわけでもない。何かとやることが多く、いろんなことに追われてきた。
面接の方はかつての方策を取り戻そうと思っている。もうコロナ禍に振り回されるのもウンザリだ。
コロナ禍で面接のやり方を少しは変えていた。あんまり頻繁に発話を交わさないようにしていたのだ。一定量をクライアントが話すと、次は僕が一定量を話すといったやり方をしていた。攻守に喩えれば、野球のような感じだ。それを従来のサッカーのようなあり方に戻そうとしている。クライアントの発話にこまめに言葉を挟んでいく。もう飛沫とかそんなことを言ってられない。
なんとなくだけれど、従来のやり方でやると、面接をしたという気分になる。なんというか、爽快感のようなものが僕に生まれた。
さて、午後からは身辺整理関係のことをする。これは要るものだからと、あれやこれやを突っ込んでいる紙バッグがある。けっこう大型のバッグだ。その中のものを整理しようと思っている。基本的には残しておくものが収納されているはずであるが、それをさらに分別しようと思う。
バッグの中身を一つずつ取り出す。なかなか懐かしいものも出てくる。クライアントからいただいた冊子も見つかる。そうか、ここにしまっていたのかなどと思い出す。
そういう作業をしていると、メールが入ってきた。作業しながら開いてみる。アルバイトだ。今晩シフトに入れないかというものである。なんてこったい。今日はこの作業を終日やろうと思っていたのに。この人はいつも当日になって交代を申し出るのだ。せめて前日くらいに連絡してくれると助かるのに。
非常に迷ったが、バイトして金を稼ぐのも大事だということで承諾する。その代わり、身辺作業は中途で断念する。また明日にでも続きをやることにする。要するに、一つ予定が狂ったわけである。
アルバイトの方は非常にしんどかった。なんというのか、ドッと疲労感に襲われた。これから仕事開始という時にそんな状態になってしまった。とりあえず、今日しなければならない作業を最優先する。先にこれを終えさせてくれと、もう一人のバイトの人にも暗黙の了解をいただく。
勤務中はとかくしんどかった。一瞬、コロナに感染しているのかとも思った。ところが熱はないし、その他の症状らしきものもない。やはり疲労だろうか。
面接やって、身辺整理作業を予定の半分ほど終えて、夜はアルバイトして、それからブログも書いている。サイト関係の作業は今日は手つかずだ。本当はHPのことを優先しなければならないのだけれど、今日はもういいことにしよう。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)