1月1日(火):先が思いやられる
まずは謹賀新年。
とりあえず、無事に新しい一年を迎えることができたのは喜ばしいことである。
僕の今年の目標は、「引きこもる」である。もう人付き合いもしない。仕事を終えると真っすぐ家に帰って、書くなり、読むなり、観るなりして過ごす。多くの知識や物語を吸収したい。自分の内面にあるものを形にして文章化したい。ひたすらそればっかりやる一年にしようかと考えている。まあ、現実にはどうなるかは分からないけど。
朝起きた時、ひどい寒気がした。最初は「今日はすごく寒いのだな」くらいにしか思わなかった。夕方、初詣から帰ってから、このフラフラする感覚は、もしかして風邪ではないかと気づく。熱を測る。案の定、風邪だ。
目の奥が痛く、これはパソコンとにらめっこしすぎなんだろうと思っていたが、その後、頭がクラクラする感じが生まれてきた。悪寒も走る。
夕方、早めの夕食を取って、暖かくして眠る。多少は汗もかく。今、22時半。目が覚めて、少しばかり今日のことを書いて残しておこうと思い立ち、こうして綴っている。
明日は職場に行くつもりだ。大掃除というか、大整理の続きをやらないと。もし、休んでしまうと、そこでまた計画が狂う。新年早々から計画が狂うってことになっちまう。なんとかそれだけは回避したい。
とにかく、今夜一晩ある。その間にできるだけ回復するように努めよう。本来なら、夜は勉強しているはずであったが、それは中止だ。とにかく寝て、風邪を終わらせてしまおう。
ホンマ、風邪をひいてしまうなんて、タルんでおる証拠だ。ちょっと気合を入れないといけないな。
新年早々から計画していたことが実行できないというのは、我ながら、情けないことである。今年も思いやられそうだ。頭でいくら計画しても、体がそれを裏切る。もしくは他の何か、外的な要因が妨害的に関与してくる。今年もそんな一年になってしまうのだろうか。それを変えようと願っているのに、現実にはまったく上手くいかない。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)