6月16日:衰え

6月16日(水):衰え

 

 さて、今日も一日が終わろうとしている。とにもかくにも、無事に一日を終えることができそうである。

 今日は雨だ。それも影響しているのか、やたらと膝が痛い。座っているとラクだけれど、時々、膝を伸ばしたりしなければならない。ずっと不動のままだと膝が固まったような感覚を覚え、次の動かし始めに痛みが走る。または力が入らない。

 それ以外は、基本的には心身共に良好である。ただ、今日の昼食後にどっと疲れが出てきた。食べた後に体が重たくなる感じというのは時々経験するものだ。

 

 ブログも数日怠っていた。

 昨日(6月15日)は、定休日ではあるけれど、夜に一件仕事が入っていたので出勤。午前中は用事があって出かけていた。バスに乗ればよかったのだけれど、なぜか頑張って歩いた。その疲労感が残っているのかな。けっこう暑さにやられた感じもある。仕事の方はソツなくこなす。

 月曜日(6月14日)は、まったく予定外の人が来た。来客の予定はないのにドアをノックする音。出てみると、どこかの心療内科の患者さんだった。それはウチではない、お隣のビルではないですかと応じておいた。

 これ、けっこうあるな。他のクリニックの患者さんがなぜかウチにやってくるのだ。自分の予約したクリニックを間違えるなんて、この患者さんたちの治療は非常に覚束ない感じがするね。

 それよりも、そのクリニックも不親切だ。時間で仕事をするのなら、予約を取った時に場所の確認もしてあげたらいいのに。場所が分からなくてクライアントが遅刻したなんてことは、臨床家の方も不愉快だろうに。なによりも、そのクライアントさんがかわいそうである。初めて行く場所である。しかも心理関係の人間に会うとなっているのだ。当然、緊張するはずである。そこに場所が分からないという不安とか、予約時間に遅れそうだという危機感が重なるのだから、相当辛い思いをされることだろう。そこを軽減してあげようなどとは、あまり思わないようだ。

 

 22時からの勉強は続けている。ただ、最近はすぐに疲れてしまう。眠くなったら寝てしまおうと思っている。翌日に響くようでもよろしくないことだろう。それに、もう年だ。無理が効かない。

 本も若いころほど読めない。一日で、文庫本の600ページや700ページは読めていたし、実際、それくらい読んだ日も少なからずある。300ページなんて一日で読める分量だと思ってしまうのだけれど、どうやら、若いころの感覚でいてはいけないようだ。今、300ページ読むのはたいへんだ。一日で読み切れず、二日にまたがる。それに、一度読んでも十分に頭に入らず、二度読み、三度読みしなければならない。そろそろ読む本も厳選していかないといけないな。

 自分の衰えばかりに目が向いてしまう。精神的に弱ってる証拠だな。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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