2月12日:生きられる時間に 

2月12日(水):生きられる時間に 

 

 昨日、島根県の伯父が亡くなった。母の兄にあたる人だ。この数年、病を患っていて入院生活を送っていた。それで昨日、様態が急変したという連絡が入り、その後、間もなくして亡くなったという訃報が届いた。様態の急変から死まですぐだった。 

 両親は急遽島根県に行くことになった。葬式に出るためだ。明日の早朝に出発する。僕も同行したかったが、僕の方で忙しいので無理だ。通夜から葬式まで、後学のためにその一部始終を見ておきたかったし、何か手伝えることが手伝いたかったのだけれど、すべて、断念しなくてはならなかった。 

 

 僕の生活は相変わらずだ。最近、ストレッチを始めた。以前もやっていたのだけれど、再開した。最初は体が硬かったものの、少し柔らかくなってきたと実感する。それでもまだまだ硬い方なんだけれど。 

 ストレッチを続けて、体が柔らかくなってきたら、少しばかり筋トレをしてもいいなと思っている。体が硬いままで筋トレやっても、多分、悪い姿勢ですることになって、いろんな部位を痛めてしまいそうに思う。先に柔軟にしておいてから取り組もうという計画だ。まあ、どこまでやるかは未定だ。それでもストレッチは続けるつもりでいる。 

 ストレッチの後は体が伸びた気がする。それに動作も楽になる感じがある。体がそれだけ動くわけだ。体が動けばいろんなことがもっとできるようになる。 

 

 身体の不安は耐えない。今日は膝が痛む。悪い方の膝だ。昨日は健側の足に痛みがあった。筋が痛い感じだ。それが今日はなくなり、別に新たな痛みが発生したということだ。毎日、今日は足が大丈夫だろうか、今日一日もつだろうかなどと不安に苛まれるし、今日が無事でも、明日は大丈夫だろうかと先取りして不安になったりする。 

 足が痛むとそこをカバーするので不自然な動きをしてしまう。そうすると他の部位、例えば腰などを痛めることもある。二次的な痛みが発生するわけだ。ストレッチをしていると、この二次的な痛みを回避できそうに思う。そのためにもストレッチは続けようと思う次第である。 

 

 自分はあとどれくらい生きられるだろうか。できれば長生きをしたいとも思う。でも、不摂生で無理を重ねている生活を続けているので、それほど長生きもできない気がしている。10年後は生きていないだろうなと自分では思っている。 

 限られた時間を生きるしかない。いつ生を終えることになってもいいようにしていこうと思う。確かに、それが今日明日になるというわけではないものの、近い将来に起きるものと僕は信じているので、いわゆる終活もしていかないといけないなとも思う。 

 生きている間に、吸収できるものもは吸収し、残せるものは残し、できる限り働いて、少しでも人の役に立って、社会にも奉仕ないしは貢献できればと願う。一個人ができることなんて限られているだろうけれど、僕が自分の人生に悔いを残さない程度に人生を成就できればそれでいい。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

 

 

 

 

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