1月18日(土):今週の出来事(1)~熱
この一週間くらいのことを記録しておこう。
(熱)
熱を出して寝込んでいた。発端は日曜の晩から月曜日にかけてではなかったかな。特に思い当たる理由もないのだけれど、体がダルくなり、熱の症状が現れた。月曜日(13日)は、しんどいと思いながらも日常の営みをこなす。この時は、熱よりも、鼻水とか咳がひどかった。
翌日(14日)の火曜日、熱を測ってみると39度近くまである。間違いなく熱がある。この日から寝たきり生活が始まる。そして、こんな時に限って仕事上の電話とかがかかってくる。何をするのも億劫なので、先送りする。それでも深夜勤務は行く。インフルや体調不良で休んでいる人が多い。それだけに僕は休むわけにはいかないと思っていた。
15日の水曜日も熱は下がらず。寝て過ごす。できるだけグッスリ眠る。深夜勤務はこなすものの、アタマがボーっとすることが度々あった。
16日木曜日には、熱は下がったものの身体的な感じは何も変わらない。これが不思議である。普通、熱が下がれば、それに応じて体調も回復しているはずなのに、まったくそういう感じがなく、倦怠感や鼻・咳の症状はそのまま持続しているのだ。この日も深夜勤務に行くが、セブンを辞めることが決まった。これに関しては後に記そう。
17日金曜日、つまり昨日だ。熱は下がったまま。上がる兆しは見えない。倦怠感はいくぶんましになっている。時折、アタマがボーっとなって、めまいに似たような感じのものに襲われる。それでも、もう人に感染させる恐れがなさそうだと思い(こういう自己判断は本当は良くないのだけれど)、外出する。散髪に行き、その後、近所を散歩する。外は寒いが、冷たい空気が心地いい。夜は深夜勤務こなす。ここしばらく寝て過ごしていたので体力が落ちたのだろうか。とかく、体力的にキツかった
そして今日だ。だんだん体調も良くなっている。熱がぶり返すこともなく、今のところ後遺症もなく経過している。来週からは仕事再開と決める。先日連絡のあった人にも連絡を取ってみるがつながらず。このまま疎遠になるかもしれないが、それも仕方がないか。
今回の熱は、高熱まで発展しなかったものの、どうもスッキリしないものであった。熱が一定以上は上がらず、それがしばらく持続し、熱が下がった以後もしばらくは身体的症状が残るという、なんとも不思議なものであった。
(夜勤)
シフトを組んでもらっているので、この一週間、一日も欠かさず深夜勤務はこなした。日月火曜日辺りは、熱もあり、鼻水が流水の如く流れ出るので困った。ティッシュを丸めて両鼻穴に突っ込んで、マスクで覆いをかけて勤務してた時間帯もある。外からは見えないけれど、けっこうマヌケなツラをして働いていた。鼻水が止まらないのでどうしようもない。
水曜日以降は熱が下がってきたこともあって、作業にも集中できるようになっていったが、それでもキツイ時もあった。
一番キツイのは、人に感染させないように気を付けなければならなかったところだ。レジを打つ時でもお客さんとけっこう距離を取るようにした。お釣りを渡すときなんかでも、できるだけ体は離して、腕をいっぱいに伸ばして距離を取って渡すようにした。仲間に対しても、できるだけ言葉は少なくして、話すときもボソボソと呟くようにする。マスクはずっとつけているとは言え、大きな声を出さないように努めた。
意図してできることはいいのだが、咳だけは困った。あれは自分ではコントロールできない。出る時は出る。人前で咳き込んでしまう時は、できるだけ上体を屈めるようにする。相手の鼻や口よりも下で咳をするようにした。いちいちこんな工夫をしなければならないというのも面倒ではあるし、それに毎回上手くできるというわけでもなかった。何度か失敗してしまったこともある。
また、僕の方は距離を置こうとしているのだけれど、相手の方が接近する場面もあった。僕に近づかんでくれぇなどと思ったのだが、これもしょうがない。相手がすることなので僕としては不可抗力だ。
深夜勤務以外では、人と接することはまったくなかった。ただ、両親は別だけれど、両親に対してもできるだけ接触を少なくし、距離をいつも以上に空けるようにした。
とかく、かなり気を使った。熱だけでなく、そういうしんどさも加担される。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)