12月31日(火):一年の終わりに
今日で2024年も終わりだ。この一年を振り返っておこう。
なによりもバイトの年だった。深夜勤務をセブンとローソンでやってる。普通に週7でシフトに入っている。
2月半ばから7月初めまで一日も休まなかった。130連勤くらい夜勤をやった。3月、4月、5月、6月は一日も休まず、今月12月も一日も休まず勤務している。
その他の月も、10月を除いて、月に一日か二日だけ休みがあり、それ以外の日はすべて深夜勤務した。けっこうな労働量だと思う。
当然、身体的にも無理をやらかしている。11月に膝を痛めたのが大きい。未だにその後遺症が残っている。そこまでひどくなくても、膝や足の具合の悪い時期が何度かあった。もう体もダメかもしれない。
でも、体が動く間に働いておこうとも思う。一日も失いたくない。体の動く限り、人の役に立とうと思うのであるが、いつまで続けられるか僕自身確信が持てない。
バイトまでしなければならなくなったのはコロナ禍のためである。当時、仕事を制限した上に、新規のクライアントも制限し、加えて、新規の人もあまり連絡がなかったため、一時期は廃業寸前まで追いやられた。
その時に背負い込んだ負債もけっこうな額になった。そこで僕は4年計画を立てた。最初の2年で負債額を限りなくゼロにする、少なくともプラスマイナスゼロのところまでは持っていくと決めた。そのためにはアルバイトでもなんでもする。続く2年で本業の立て直しを目指す計画である。
今年の6月で最初の2年が終了した。大体において目標達成している。今年の後半からは本業立て直しを進めていくことに目標をシフトしたのだが、こちらは遅々として進まない状況である。でも、なんとか残りの1年半で、こういう状態まで立て直しができているという、僕なりに設定した目標ラインに達したいと思う。
本業のカウンセリングの方は、今のところ細々とやっている。もう僕が「売れる」という見込みはなさそうだし、僕のやっているカウンセリングそのものも時代遅れになっている。今後とも細々とやることに変わりはないかもしれないが、もう少しだけカウンセリングの仕事が増えることを願っている。そのための努力をしていかなければならない。
今年は、新規のクライアントも数人おられた。その他は前年から継続しているクライアントであったり、以前来られていたクライアントであったりする。ウチを利用してくれる人がいる限り廃業はできない。
新規のクライアントが限られているのは、僕の生活状況のためでもあるし、サイトの更新が遅々として進んでいないからでもある。HPのことはいつもアタマにありながら、現実にはなかなか手を着けられていないのが現状である。この状況も変えていかなければと常々思うのであるが。
環境はますます厳しくなっている。
夏は猛暑、冬は極寒。春や秋などの心地いい季節はどんどん短くなっている。温暖化、環境問題に取り組むことは必須のことだと思う。僕も僕なりにできることはやろうとは思う。
夏の猛暑は作物にも影響している。米不足問題も記憶に新しい。作物が影響を被ると価格も上がる。物価高騰も人々を圧迫している。僕もあまりモノを買わないようにしている。とても生きづらい世界になったと感じる。
自然災害も問題だ。今年は地震で幕を開けた一年だった。地震はいつかは起きるとは思うのだけれど、一度被災したら復興はままならないと覚悟しておいた方がいいな。今の日本にそれだけの力がないからである。
ダウンタウンの松本人志の事件を追うという目標もいつの間にか挫折したな。どうでもよくなった。
でも、この事件は、性加害事件とされているけれど、僕が思うに、スターの有する「特権」への反撃である。そういう「特権」を認めないという姿勢なのだと僕は捉えている。スターだから許されるとか、大目に見られるとかいうことは、今後はなくなっていき、そういうものが見られたら即座に大衆から叩かれるとスターたちは思っておいた方がいいだろう。
あと何があったかな。10月に島根に行けたのは良かった。ウチの山にも、今度からは一人で行けるようになった。もちろん、行くことがあればの話だけれど。両親と一緒にどこかへ行くというのもこれが最後となるかもしれない。きちんと思い出として残しておきたい。
バイトばかりの一年だったので、交友関係は広がらずだ。飲み友達とも数回会った程度である。そういう付き合いにも楽しみが見いだせなくなっている。多少は友達付き合いもないといけないとは思うのだけれど、この一年はその方面ではなんら進展はなく、それでも問題はなかった。人付き合いはいささか億劫に感じられている。
僕の身辺関係のこともまったく進展せずである。自分自身の整理もしてみたいがほとんど手つかずの一年だった。
一年振り返るといろいろなことがあったようにも思う。いくつかは目標を達成したり、前に進んだりしたものもある。その他は、目標達成に挫折したり、停滞したりしている。そういう意味では例年と変わらないと言えるのかもしれない。
来年はこの延長となるだろう。生きられる時間は限られている。死を意識してこれからも生きようと思う。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)