2月27日:一週間

2月27日(火):一週間 

 

 僕の一週間は水曜日から始まる。そういう感覚が今でも残っている。火曜日が定休日だった期間が長かったためだ。この一週間を記録しておく。 

 

2月21日(水) 

 あまりよくないことだが、寝て過ごした。ヒザの具合は、痛みはないものの、違和感があり、不調だ。年を取ると具合が悪いとかどこかが痛いとかが普通の状態になるものだ。痛みも不調もそのまま受け入れる。 

 今晩は夜勤を控えている。そのまま明日は高槻に出て、おそらくあちこち動き回ることになる。今日は体を休めておいて正解かもしれない。 

 

 本は読んだ。昨日、古書店で申し訳ないので購入した本に手を付ける。コリン・ウイルソン『現代殺人の解剖』とビル・プロンジーニ『迷路』。前者は序論から第2章、後者は6章ほど読み進めている。 

 

 自我論の原稿を1ページ書く。内容にまとまりがない。書こうと思うコンテンツが多すぎる。内容を見直し、構成を組みなおそう。 

 

 テレビは特に見ず。ワイドショーでたまたま目にしたが、万博会場のトイレに2億円の経費がかかるとか。この金額は大体相場とおりなのだそうだ。ただ、後から後からあれにいくらかかる、これになんぼかかるなんて話が出てくるから反感を買うのだ。僕にとっては、もう、どうでもいい話だ。 

 

 書きながら、あるいは読みながら、音楽を聞いた。今日はあまり聞き込んでいなかったアルバムを聞こうと思った。 

 カウント・ベイシーの『Atomic Basie』、これはどうもベイシー楽団らしくないところがあり、どうも苦手だ。 

 ケニー・ドーハム『Afro-cuban』、一時期はよく聞いたアルバムだが、長いこと耳にしていないので久しぶりに聞いた。 

 Tレックス『Bolan’s Zip Gun』、Tレックスのアルバムの中で唯一馴染めなかった一枚だ。どうも音が硬く感じられ、聞いていて疲れる。たまに聞くにはいいかもしれない。 

 ジャニス・ジョプリン『Farewell Song』、彼女の死後に発売された未発表曲集。他のアルバムに比べて評価されることは少ないかもしれないけれど、僕は好きだ。寄せ集めアルバムなので統一感に乏しいかもしれないが、各々の曲はどれもそれなりにいいし、何曲かは特にお気に入りだ。 

 その他はお気に入りの曲を拾い聞きする。 

 

 僕がバイトしているローソンで万引きがあったらしい。一番くじのラストワン賞の景品を持っていかれたらしい。万引きも腹が立つけど、一番くじの方を廃止にしてほしい。 

 

 

2月22日(木) 

 深夜勤務明けでそのまま高槻に直行する。朝のうちに雑用を済ませる。銀行その他4軒ほど回る。その後、少しばかりお酒を飲み、昼食のラーメンを食する。以前はよく利用した某ラーメン屋に入る。チョイと辛めのラーメンを食べたけど、これがまずかった。夜になると胃具合が悪くなったからだ。あのラーメン、こんなに刺激が強かったかと改めて思うのだが、もしかすると僕の体の方が弱っているのかもしれない。 

 昼からは職場に戻るものの、激しい睡魔に襲われ、結局、夕方頃まで雑魚寝してしまう。起きてすぐ帰宅。今晩の深夜勤務のためだ。今日は本も読めず、音楽も聞けずだ。 

 深夜勤務は新人さんと組むことになった。ああ、案の定だ。一つの仕事を指示されると延々とそれだけをする、典型的な新人さんあるあるだ。まあ、いいか、事細かにあれこれ指示出す方も疲れる。新人さんにはそれだけさせて、その他は僕がやった方が手っ取り早い。 

 明日から3連休ということで、深夜も客が増えるかと思いきや、そうでもなかった。客数は少なかったけれど、一人一人がけっこう面倒だったりウザかったりする。忙しくないくせにやたらと疲れた。 

 

2月23日(金) 

 深夜勤務終了。交代で来られた朝のパートさんにキレそうになった。なんでそんなにカリカリするのかね、と思った。あまりピンこないかもしれないけれど、ああいうのは不適応なのだ。感情面での不適応というものがあるのだ。 

 昨日は株価が最高値を記録したらしい。バブル期に相当するとか凌駕しているとか、新聞の見出しでチラリと見た。結局、株価なんてただの数字。現実にお金が動いているわけではない。数字が動いているだけだ。 

 勤務後は買い物をしてから帰宅。朝食の後、映画を観る。前回の続きから見て、最後まで至らず。一本の映画を3回に分けて見ることになりそうだ。一本の映画を最初から最後まで通して鑑賞できるというのはなんて贅沢なことなんだと、改めて思う。 

 その後、買ってきた週刊誌を読みながら寝る。読んでは寝落ちし、起きてはまた読んで、すぐに寝落ちしてと、そんなことを繰り返した。寝たのか読んだのか自分でもハッキリしない。こういう不明瞭な行動パターンはよろしくない。こんなことばかりやってると自分が曖昧になる。もっと自分の行動を明確化しないといけないな。ということで、改めて睡眠を採る。 

 サイト用の原稿を1ページ書く。まだ下書きの段階だが、書いて残しておく。公開しようと決めたら完成させる予定。とにかく1日1ページは書く。書くことは無尽蔵にある。テーマが多岐に渡るからだ。 

 夜はバイト。深夜勤務だ。 

 

2月24日(土) 

 深夜勤務。今日も新人さんと組む。比較するのも悪いとは思うものの、昨日の新人さんよりも仕事ができる。感じのいい人だ。朝6時までの勤務が、急遽9時までに延長することになった。本当は引き受けたくなかったのだけど、2月は日数が少ないので、ここで稼いでおくことにする。22時から9時まで、11時間の勤務で、間に2時間の移動時間がある。店舗の移動で、徒歩で行き来する。9時間労働プラス2時間の移動兼休憩ということだ。最後は疲労よりも足に堪える。 

 勤務後は帰宅だが、買い物を思い出し、途中のセブンイレブンに立ち寄る。ついでにお昼ご飯を買っておこうと思い、某ラーメン店のカップラーメンを買ってみる。セブンでえらく売り出しているカップ麺で、よく売れているものだ。帰宅して食してみるものの、これが激マズときた。辛みばかり前面に押し出されているのに加えて、あれは魚介系のスープになるのか、とにかくスープが臭い。買ったことを後悔する。モノを買うのはいいけど、カップ麺一個すら失敗したくない。 

 それから就眠。夕方には起床。3時間だけ自分の時間がある。このブログもその時間に書いている。1日1ページの原稿書きも実施する。 

 

中絶一週間分をまとめて書くと言っておきながら最初の4日間だけで終わった) 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

 

 

 

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