10月6日(金):無休日もよし
昨晩というか早朝にかけて、バイトの深夜勤務をこなした。今日はセブンの方だ。
コンビニにはいろんな人が訪れる。クライアントのことは書きにくいけど、コンビニの客のことを書くのは平気だ。個人的な関係性がないからだろう。でも、不思議な感覚だ。
ある若いカップルが来店する。時々見かける二人だ。たまにグループで来ることもあったように思う。
そのカップル、二人で買い物をして彼女が支払う。彼の方は彼女にお金を出してもらっていることになる。それはそれで構わない。セロニアス・モンクも売れるまでは女に食わせてもらっていた時代があったそうである。男にそういう時代があるのは一向にかまわないことだと僕は思っている。
そうではなく、今日、彼の財布にお金が入っているようだった。「いつも出してもらっているから今日は俺が出すわ」などと言わないところが見ていて腹立たしい。
また、彼女に払ってもらって、「ありがとう」とか言っている彼の姿を僕は見たことがない。もちろん、後で言っている可能性もあるので、そうと決めつけるわけにもいかないことだけれど、なんとなく、彼女に感謝なんてしない男のように僕には見えている。
要するに、この男は彼女に対して不誠実なのだ。この不誠実な感じがもろに伝わってくるので妙に腹が立ってくるのである。なんて言ったらいいのか、彼女が支払ってくれることも、彼にとっては遊びの延長のような雰囲気が感じられてくるのだ。
どうも虫が好かん奴だ。
まあ、深夜の客なんて、けっこう腹の立つことが多い。僕だけかもしれないけれど。
それもあって(あるいはそうこじつけているだけかも)、最近はコンビニのバイトに張り合いがなくなっている。仕事は面白いのでこなすけれど、近頃はちょっとウンザリし始めている。
やはりカウンセリングが僕には向いているようだ。それも自己流に仕事ができるから尚更いい。
そうとなると、仕事中もカウンセリングのことばかり考えるようになる。不思議なもので、作業しながらHPのこととか、コンテンツの内容とかのことを考えていた。
カウンセリングの方が再び波に乗ってきたらコンビニバイトは減らしてもいいなとは思う。でも、完全に辞めたいとも思わない。コンビニはコンビニで続けていきたいという気持ちもある。まあ、仮にそれが実現できたとしても、まだ1,2年は先のことだろうとは思っているが。
コンビニのバイトは1日4時間から6時間といったところだ。たまにそれよりも長時間になることもある。それがほぼ毎日だ。カウンセリング関係のことに割く時間が3~4時間くらいか。それだけで1日に7~10時間の労働になる。あとは日常のことをこなし、寝てばかりいる。10月に入って疲労感にドッと襲われている。ヒマがあれば寝ていたい。
今月も僕の方は休日なしだ。休日などなくても、それでいいとも思っているのだけれど、矛盾しているかな。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)