6月29日(水):なんでこんな奴らが
自民党の茂木幹事長の恫喝問題が話題になっているそうだ。
消費税を下げた場合、年金や社会保障費が削減されるというようなことを言い放ったらしい。共産党の志位さんはこれを恫喝と表現しているけれど、もっともである。
相手(国民)のもっとも痛いところを突いて相手を黙らせるというわけだ。かなり悪質な恐喝である。いっそのこと消費税減税はしませんと明言した方がはるかに潔い気がする。
元おニャン子の生稲晃子さんもひどいもんだ。立候補しているけれどなんら政治的主張が無いというのだから。
生稲さん個人に恨みはないけれど、やはり自民党のマスコットにされているだけという感じがする。おそらく、立候補しても、落選しても、生稲さん個人に負債がかからないように手配されていることだろう。
人気取りに奔走するような政権は信用できないものだ。
もう僕は見飽きた。東京五輪からろくでもない議員たちの話ばかりだ。今さら恫喝議員が現れても何ら感情的に掻き立てられることはなくなった。「またか」程度の感慨しか抱かない。
人気取りのために誰かを矢面に立たせても、やはり「またか」という気がする。もう何も感じなくなっている自分がいる。
いちいち炎上させるのも馬鹿らしい。
なんでこんな連中が政治をやっているのか。
コロナも有事であった。この物価高騰も有事である。有事に対応する気がない連中の集まりのようにしか見えない。自民党なんて、政党でも政治団体でもなく、秘密結社のようにしか見えないのは僕だけだろうか。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)