7月18日:自分の鈍感さに
今日は夜勤明けだ。今週は少しイレギュラーなシフトで、普段なら夜勤でない曜日に夜勤をすることになった。夜勤明けにこれを書いている。
ああ、今朝は少し最悪だ。多分、目をやられているのだろう。目の奥から頭にかけてズキズキ痛む。物を見るのも辛い。昨夜の夜勤からずっとこの状態が続いている。目を休めたい。
しかし不思議なもので、こういう辛い状態の時に限って、クライアントの言葉の意味が突然ハッと理解できたりするのだ。昨日来談されたクライアントと、それに少し前に来られたクライアントが発した言葉の意味が突然閃いたのだ。この二人は、言葉の表現は違えど、同じような感情を語っておられた。詳述はしないが、僕は面接時に、彼らの言葉の意味を本当には理解できていなかったのだ。それ以来、何となく心に引っかかっていたのだけれど、今朝になって、それこそ本当に閃光のように、その意味が理解できたのだ。僕のその理解が正しいかどうかは分からないけれど、理解が進んだということだけは確かに言えると思う。でも、まあ、それについてはいつか<テーマ>として書いてみようと思う。
それにしても、自分の鈍感さには、我ながら呆れかえる思いがする。どうしてその時閃かなかったのかと悔やんでしまう。こうして時機を逃してしまうこと多々ありなのだ。何とも情けない話だと、自分でもそう思う。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)