7月28日:「カメラを忘れる夢」
<夢>
「僕は大学生だった。授業に出ようとしている。廊下に僕が世話になった老夫婦がいた。僕は鞄にカメラが入っているのを思い出して、記念に写真を撮ってあげると僕は彼らに言った。そして、ここで待っててと、廊下のベンチに二人を座らせる。二人を座らせて、僕はどういうアングルから撮るかということを少し考えている。そうして、鞄を取りに教室に入る。授業は既に始まっていた。僕は気が引けるような思いで、鞄の中からカメラを取りだし、教室の外へ出ようとする。ドアの所まで来た時、それがカメラではなく、テープレコーダーだったことに気づく。僕は鞄に所へ戻り、中身をひっくりかえす。カメラが出てこない。僕はその時、カメラを家に置いてきたのだということに気づく。僕は廊下に出る。老夫婦はベンチの辺りを歩いていた。男性は教室の中の人と窓越しに「寺戸君が写真を撮ってあげるっていうから」とそこに居る理由を説明している。僕は二人を呼んで、実はカメラがあると思い込んでいたけれど、家に置いてきていることを謝った。彼らは怒りもせず、それなら今度撮ってくれたらいいよと言ってくれた」
(以下、中絶)
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)