7月2日:「仕事場の内装の夢」 

7月2日:「仕事場の内装の夢」 

 

<夢> 

 僕は仕事場にいた。それは古い体育館とか講堂といった感じだった。僕はこれではいけないと思い、内装を作り変えようと決める。まず、脚立を出して、出入口の上部の壁を見る。汚れていて、これは張り替えようと思う。そして、壁板を剥がしにかかった時、ここの管理人が来て、「ここは○○日よりイベントで貸すから」と言った。僕は怒って、そんな勝手なことをと、抗議するが、管理人は部屋の一角を示して、「もう、あそこで準備が始まっている」と言った。そこでは、机が並べられ、数人の男女が動いていた。 

 

(連想と感想) 

 この仕事場は僕が借りているということになっていた。現実の仕事場とは情景が違う。古びた年季の入った体育館のようで、広い。薄暗く、壁や床に汚損、破損があったように思う。管理人は僕に了承せずに又貸ししたわけだが、管理人やこの男女ともっと言葉のやり取りがあったように思う。 

 何かを作り変えようとしているけれど、外側からの邪魔が入ってしまって、なかなか着手できないようなもどかしさを覚える。そして、外的な力に対して、僕が無力であることも感じられる。 

 すでに準備が始められているけれど、それは僕にとって、不本意なものだ。何か望ましくないと思われるような事柄に、僕の心の一角が占められているのかもしれない。まあ、そういうものはたくさんあるけれど。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

 

 

 

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