6月30日:続々・コンビニに嫌気がさす 

6月30日続々コンビニ嫌気がさす 

 

 この一週間はそれなりに忙しかった。月末でいろいろやることもあった。予定外の作業や用事が入ることもあり、なかなか時間を構造化するのが困難な日も多かった。 

 明日からの一週間もそれなりに忙しい。その翌週は恐らく少しヒマになるだろう。次の一週間は酒を飲む余裕もなさそうだ。 

 昨日は飲んだ。飲んだというよりも、晩御飯を食べたかったのだ。しっかりしたものを食べたいという気持ちがあって、その時にワインとビールを付けたのだ。だから飲み屋で飲んだのじゃない。あくまで食事がメインだった。まあ、それはともかくとして、恐らく、当分は飲む機会がなさそうだ。それでいい。 

 今日はこれから副業の夜勤だ。本業の仕事を終え、それから風呂に入った。サウナでしっかり汗をかいて、コーヒーを飲みながらこれを書いている。幾分、睡魔に襲われている。タバコの本数がやや増えている。明日の朝まで寝れないと思うと、気が滅入る。でも、あまりしんどいことを先取りしてしまうのはよそう。副業も何とかなるだろう。これまで何度もやってこれたのだから。 

 副業の方も、今では何のやりがいもない。若い頃のように情熱を傾けることができない。むしろ、今は副業の店に対して冷ややかだ。どうせ他人の店だという感じがしている。昔は、それでも自分が貢献しようという気持ち、もっと店を良くしようという気持ちが強かった。今ではみんな失せてしまった。 

 本業の方が刺激的でやりがいがある。こちらを知ってしまったから、情熱を傾けられない副業の方は嫌気しかささない。勤務はそれなりにする。任せられていることはするし、時間内はそれなりに勤勉に働くつもりだ。それは雇われているからそうしているだけに過ぎない。 

 その副業の店、コンビニであるが、あそこはもう先が見えている感じがしている。これ以上は大幅に業績が伸びることもないだろう。僕から見ると、間違っている所がいくつもあるけれど、彼らは改善していかないだろうな。 

 バイトの誰かが失敗するとする。僕はそれが誰なのか知りたい。するとそれは犯人探しだと言って非難される。僕は犯人捜しをしているのではなくて、その失敗をした時に、その人にどういうことが起きたのかを知りたいだけなのだ。それはきっと他の人たちにとっても有益な知識になるはずなんだ。今後、同種の失敗を防ぐことにもなるし、お互いにそういう機会を減らすために助け合えるだろうと思う。 

 実際、僕から見ると、犯人捜しをして、その犯人を叱責するのはパートの人たちなんだ。それをしたければすればいい。その代り、バイトはそういう人を信頼しなくなること間違いなしだ。困ったときに助けても教えてもくれない人が上にいるのでは、下は続かない。これは間違いなく言えることだ。 

 いずれにしろ、コンビニはもう頭打ちになっているように僕には見える。これはどこのコンビニであれ、同じだ。同じような店構えで、同じような品物を売って、同じような店員がおる。各店舗にそれほど独自性を打ち出すだけの余裕が与えられていないのだから仕方がないことか。そんな中で、僕は独自の店員になろうと目指した時期もあるけれど、それももう昔の僕の話だ。今では、とにかく勤務終了の時間が来るのをひたすらカウントダウンしているだけの人間に成り下がった。もう、そこに興味が持てないんだ。 

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー 

 

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