6月10日:ひどい顔
夜勤だった。徹夜した。ものすごく疲労している。勤務はこなしたけれど、意識が朦朧としていた時間帯があり、はっきり覚えていないところがある。
本当なら、この夜勤のあと、持病の定期通院で病院に行く予定をしていた。そのために今日は本業の方、つまりカウンセリングの方であるが、を休業にしているのだ。でも、とてもそんな気力がなかった。考えていることは、帰って寝たいということだけ。頭の中はそれしかなかった。
昨日は、何度か自分の顔を鏡で見る機会があったけれど、見る度に、「ひどい顔をしているな」と思ってしまった。パソコンをしたり、活字を読んだりするので、目が赤くなっている。その目の下には隈がくっきりとできている。血色も悪いなと自覚した。それから、頭がガンガンする。この頭痛は常にあるのではなくて、断続的に感じられるもので、時にはキリキリと穴を穿たれるような痛みがある。
心身ともにボロボロだなと感じてしまう。今朝、帰宅して、それから多少なりとも寝ることができたのだが、十分に寝たという感じはしない。
今日もこれから夜勤だ。また、最悪の勤務になるかもしれない。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)