5月17日(火):休日なのに
今日は一応定休日だ。今日は休む。4月の最初の火曜日が最後だったのではなかったかな。あの時は、足が痛いから休んだのだった。それ以後、火曜日も高槻に行って、サイト作業その他をこなす。ずっと休日なしである。
まあ、今日くらい休んでもいいか。家のことなんかもしたいので。いや、そもそも昨夜は夜更かししてしまったのだ。朝寝坊する覚悟を決めていたということなので、今日休むことは確信犯のようなものだ。
休日は歩く。この習慣もしばらく途絶えていた。
それで今日は歩いてみる。足が軽い。どこにも痛みがない。この感覚は実に久しぶりだ。いい調子で歩ける。ああ、こういうのが幸せだ。
結局、2,3時間は歩いたのだろうか。いい感じでスイスイ歩ける。ただ、ちょっと歩いていると汗ばんでくるな。だんだん気温も高くなってくる。今年の夏も厳しい暑さが待っているのだろうか。
帰宅後はゆっくり過ごす。若干、家のこと、身辺整理関係のこともこなす。いろんなことが中途のまま投げ出されている。一つのことを終える前に次のことがやってくる。そんなこんなで中途作業が増えてくる。特に急ぐわけではないとは言え、やはり終わらせていかないと気分的にすっきりしない。
こちらはこちらでボチボチとやっていきますか。
しかし、休日と言っても面白くない。
美味しいものでも食べようかと思っても、ツーのやつが出てきたらかなんなと思ってしまう。
喫茶店にでも入ろうかと思っても、喫煙不可だったりする。
何か買い物でもしようかと思っても、今は所持品の処分の方をやっているので増やしたくないという気持ちに襲われる。
いっそのこと遠くまで足を延ばそうかと思っても、僕はまだ個人的自粛中である。コロナ禍はまだ終わっていないのだから、あまり遠方までの移動は自粛だ。
それで近所の散歩となるけれど、近所はもう飽きた。
テレビは見る気がしないし、映画は、手持ちの分は見飽きたくらいだ。テレビは本当に観なくなったな。興味を持てそうなのが無い。面白そうなのが無い。ドラマなんかも今一つという感じがしてならないのだ。僕のセンスが古いのでついていけないだけなのかもしれないけれど、食指を動かされるようなのがないのは確かだ。
かつて楽しみであったものが、今は一つ一つ失われている。何も楽しいとは思えない。こうなると、休日の方が却って苦痛になったりして。今日も高槻へ行ってサイト作業をやってれば良かった。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)