3月31日(木):負けてたまるか
昨晩辺りから足が痛みだした。なんとか鎮痛剤で抑えて就眠したのだけれど、朝の4時に激痛で目が覚めた。ああ、こりゃやっぱりツーのやつだ。起きてもう一度鎮痛剤を服用する。
薬が効くまで布団の中で横になる。眠ってしまう。その間にけっこう激しい内容の夢を見た。この夢のことは別に書こう。痛みで朝の6時に再び目覚める。
ツーの発作が起きると何も食べたくなくなる。食事がまた次のツーにつながるかと思うと食べる気が失せる。それでも多少のものは口にした。
朝の4時の時点と比べると痛みがだいぶんましになっていることは分かる。それでも歩けないほどの痛みだ。痛む足でノロノロと準備をする。外を見ると雨も降り始めている。
傘を差し、一応、転倒防止のために杖をついて家を出た。ノロノロと駅に向かい、一本電車を乗り遅れて、高槻からまたノロノロと職場に向かう。到着したのは8時半頃だった。
室内に入ったら、まず椅子に座る。一服せんとやってられんのだ。本当はもっと早く入室するつもりだった。最初の予定よりも一時間遅れたことになった。
パソコンのスイッチを入れ、作業の準備をする。今日はサイト作業を大いに進めようと考えていた。
サイトの復旧作業がとてつもない分量だ。月曜日から始めて今日で4日目だけれど、まだ100項目も復旧できていない。2000ページ以上あるというのに。一体、終了までどれだけの時間を要することだろう。
古い原稿から復旧していっている。最初の時期のもの、2011年から2012年くらいまでの原稿は手直しが必要だ。それ以後、だんだん手直しする分が減っていくであろうから、もっとスムーズに進展するだろうと思う。キツイのは今だ。とにかく今を乗り切ろう。
今日は、断続的な形となったけれど、何回かに分けて作業を行う。割と捗った方だと思う。と言っても、これからする作業量に比べれば微々たるものである。とにかく一つずつ着実に進めていこう。
システムが新しくなって作業の手順も少し以前とは異なる。慣れない分、ミスをしてしまう。ミスをしてしまうと、部分的に修正するよりも、やり直す方を選ぶ。その方が速く処理できそうだからだ。このシステムに慣れると部分的修正の方が早いのだろうけれど、慣れるまでは二度手間になるけれどやり直しを選ぼう。
そう、慣れてくるとまた作業も速やかに行えるようになるだろう。今は余計に時間がかかってしまうが、それも止むを得ないことにしておこう。
どうしてこんなことをいちいち綴っているかと言うと、キレそうになっている自分を抑えるためである。慣れない作業をやらなければならないことにいささか腹も立つが、どうして一から作り直すというシステムになっているのか、そこがもっと腹が立つ。
しかしながら、過去の原稿を読み直すいい機会にはなっている。それだけは評価しておこう。
どんなものにも良し悪しの両方があるものだ。悪い方はよく見えてしまう。何の努力も要さずに見えてしまう。良い方はかなり意識して探さないと見えないものである。努力を要しないと見えないものであっても、やはりあるものはあるのだ。
ところでツーのやつは、ここ一番って時に出てきおる。痛みが却って闘争心を掻き立ててくれているようだ。痛みに負けてたまるかと自分を煽っていると同時に、僕は僕の課題や仕事にも同じ姿勢で取り組んでいる。
朝はあれだけ痛かったのに、午後はあまり痛みが感じられなくなった。夕方頃からまた痛みがぶり返してきた感じがある。また薬を飲んでおいた。今日のこのブログは、薬が効き始めるまでの時間に書いている。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)