7月11日:「スカウトされる夢」

7月11日(金):「スカウトされる夢」

(夢)「スカウトされる夢」
 夢を見た。

「図書館とかオフィスの入っている集合施設に居る。僕はそこで勉強している。周りには数人の人がいた。僕は勉強を終えて、席を立つ。この階にある団体のオフィスがあったはずだと思い出し、フロア内を歩いて回るが、それらしきオフィスはなかった。帰ろうと思った時、呼び止められた。さっき勉強していた時に周りにいた人たちの一人だった。年配の男性で、僕に話があると言うので、二人揃って地上階へ降りる。
「地上階。広いロビーのような場所。ベンチに座る。男はここで待っていてくれと言って、僕を残してどこかへ立ち去る。しばらくして戻ってくる。その時には、僕以外にもう一人、僕と同年代くらいの男が同席していた。年配の男は僕に冊子を手渡し、言った。『君が気に入った。うちで働かないか』と。冊子は彼の店のマニュアルだった。手書きのマニュアルで、シフトのこととか給料のこととかが細かく書かれていて、几帳面な性格の人だなと僕は思った。
「いつの間にか同席している男性は彼のもとで働いている社員さんだった。僕が社長からスカウトされているのを見て、同席したと言う。僕と、社長、社員の三人でしばらくお喋りをする。僕は自分の経歴を話す。社員は同年代だから『分かる、分かる』とか「それ、知ってる」とかなにかと共通項が多かった。僕はこの社員が気に入って、仲良くできそうだと感じた。いつの間にか社長はいなくなっていた。僕はこの社員さんとの会話に夢中になって、社長が去って行ったことに気づかなかったようだ」

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

(付記)
 スカウトされるなんて、珍しい夢だったな。社員の男性は、他の夢では同僚とか友人・仲間として現れるような人物だ。未知の女性はここにはいないけど、セットで登場したりする人物像だ。社長は、他の夢では父親だったり上司・先輩に当たる人物像だ。僕を含めて、この三者が手を組んでいるのだけど、ここに女性像はない。
(平成29年1月)

 

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