3月1日:膝の痛み発生

3月1日(火):膝の痛み発生

 

 サイトの方が改定作業中で触れないのだけれど、ブログだけは書いておこう。HPが復活したら公開できるようにしておきたいし、何よりも、ワードにも触れておかないと腕が鈍りそうだ。

 

 昨日は月末ということで方々を歩き回った。それの影響もあるのか、昨夜から膝が痛みだした。今朝はそれがもっとひどくなった。膝が全体的に腫れている感じがする。屈伸が特に痛い。

 今日は定休日なので、通常なら歩きに出る予定だったけれど、それも変更だ。家にいてもいいが、高槻に出る。職場に行けばすることは何かと出てくるものだ。

 朝、鎮痛剤を飲んでおく。薬がよく効くので、希望が持てる。本当に痛みがひどい時は鎮痛剤もあまり効かないのである。よく効くということは程度が軽いということだ。それでも杖はついて出る。痛みのためというよりも「膝カックン」防止のためだ。

 膝カックンとは、その名の通りで、足が着地した瞬間に膝がカックンとなる現象だ。あれはビックリする。そこに地面があると思って着地したのに地面がなかった時のような驚愕だ。本当にこけそうになる。転倒防止のために杖をつくわけだ。

 今日一日で40回くらい、あるいは50回くらいは膝カックンが起きた。これは誇張ではない。家から駅まで行く間に8回カックンした。これは数えていたので確かだ。家から駅まで、通常なら10分とかからない距離なのに、その間だけでも8カックンを記録したのだ。当然、駅から職場までの間にも数カックンあった。帰宅時にもある。室内でもカックンするのだ。

 それで苦労しながら職場に着く。椅子に座って作業するも、じきに膝が痛くなる。立っていても痛くなる。結局、横になっているのが一番ラクだ。床に寝そべって本を読んで過ごすことになった。当然、体を動かすような作業は中止だ。

 床に横になって本を読む。途中、眠ってしまった。しょうがない。体力だけは消耗しているので、疲労感がある。

 夕方、同じように苦労しながら帰宅する。帰宅時はすごくしんどかったな。帰宅ラッシュ時と重なって人が多い。周囲に人が多いということがまた怖い。衝突とかしそうで。電車の中もまあまあな込み具合だった。まん延防止が出ているとは思えない状況だ。それはともかく、帰宅した時にはへとへとに疲れていた。

 

 さて、ロシアとウクライナは戦争状態だ。二国間の戦争は常に世界大戦への入り口となりえる。アメリカがこれに参戦したら、日本もアメリカに追従して参戦するだろう。行く末は核戦争となるかもしれない。

 第二次大戦時、原爆の脅威が各国の知識人にも衝撃を与えた。心理学者であれ哲学者であれ、直接の被害に遭ったわけではなくとも、影響をうけたものである。サルトルなんかもその一人だ。その他、実存哲学系の心理学者などもそうだ。その脅威とは人類が滅亡するという恐怖である。それが現実のものとして、生々しく感じられた人たちがいたわけだ。彼らは声を大にして核廃絶を訴える。その訴えも空虚なものに終わるのかもしれない。

 人間は戦争をしてしまうものだと僕は信じている。平和を実現するには、人間はあまりにも悪である。もっとも最悪なのは自分の中の悪に無自覚な人間である。戦争をやらかすのはそういう人間であると僕は信じているのだ。

 この戦争状態がどこまで拡大するか、今後の展開に僕は注視したい。

 

 帰宅してテレビをつけてもロシアとウクライナのことばかりである。本音を言えばコロナが現状でどうなっているのかを知りたいのであるが、おかげでそれに関してはあまり報道されなくなった感じがする。

 まあ、何はともあれ、今日も一日生きた。あまり多くのことはできなかったけれど、無為には過ごさなかった。何かが前に進んでいる限り、僕は良しとしている。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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