<#005>治る人・治らない人INDEX

 

 カウンセリング(その他の心理療法)を継続して改善の見られた人を「治る人」として、改善が見られなかった人を「治らない人」として、ここでは表記しています。「治る人」と「治らない人」とでは、カウンセリングや治療の場面でやっていることが全然違うのであり、本ページではその差異を述べていく予定でおります。

 

病の二相

 最初に「治る」ということに関して考察します。医師が言う「治る」と心理学者等が考える「治る」とは幾分意味が異なると私は考えています。このことを理解するために「病の二相」ということを取り上げます(02~07)。

 次に補足として、「治らない人」の存在はいつの時代にも認められてきたこと、そのような人たちに対してさまざまなアプローチがなされてきたという歴史を少しだけ取り上げます(08)

 

#005-01>「治る人」「治らない人」について 

#005-02>病の二相(1) 

#005-03>病の二相(2)~「精神病は治らない」神話 

#005-04>病の二相(3)~信じていること、分かっていること 

#005-05>病の二相(4)~病との同一視 

#005-06>病の二相(5)~アイデンティティ 

#005-07>病の二相(6)~「治る」の理解 

<#005-08>「治らない人」たちが臨床を発展させてきた 

 

 

感情的正当性の優位

 

 

<#005-09>感情的正当性の優位 

<#005-10>さまざまな場面(1) 

<#005-11>さまざまな場面(2)

<#005-12>さまざまな場面(3) 

<#005-13>カウンセリング治療場面(1) 

<#005-14>カウンセリング・治療場面(2) 

<#005-15>カウンセリング治療場面(3)

<#005-16>カウンセリング治療場面(4) 

<#005-17>カウンセリング治療場面(5) 

<#005-18>「治る人(1) 

<#005-19>治る人(2) 

<#005-20>「治る人(3) 

<#005-21>「治る人」(4) 

 

原因探求の陥穽

(何か問題なり困難なりが生じた時、どうしてそれが生じたのか原因を考える傾向が私たちにはあると思います。クライアントたちもそうであります。彼らは原因探求のような作業を始めるのです。「治る人」はその作業から抜け出て、さらに別のテーマに取り組んでいくのですが、「治らない人」はあくまでも原因探求に留まり続ける傾向があるように思います。しかしながら、原因探求は治療そのものではないし(22)、それにとどまり続けるということは治療や問題を長期化させることになり(23)、各種の悪循環も生み出すものである(24)と考えられます。その作業は当人から生きる意志の快復を遠ざけることになるとも思います(25)。それは自分の中の「悪」と関わり続けることになり、いかなる予期も予測も導かないと私は考えています(26~28)

 

<#005-22>原因探求は治療ではない 

<#005-23>原因探求は治療を長期化する 

#005-24>原因探求の悪循環 

<#005-25>生きる意志の快復 

<#005-26補足集(1) 

<#005-27補足集(2) 

<#005-28補足集(3) 

 

以下、製作中

 

 

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