3月1日:さまざまな別れ 

3月1日(火):さまざまな別れ 

 

 今日から3月だ。一応、今月の目標みたいなものは自分の中にある。どれだけ実行、実現できるかは今のところ曖昧だが。 

 

 ここ数日は気分が落ち込んでいる。いろんなことが重なったというのもあるが、僕の「うつ病」の始まりだ。 

 まず、先週の金曜日から一昨日にかけて、4軒ほど店を閉めるとか、そういう話を立て続けに聴いた。京都にある居酒屋で、昔からの友人のやっている店があるのだけど、そこも止めるらしい。店は誰かが引き継ぐ形になるけど、彼はもうやらないらしい。もう1軒、同じく京都にあるバーで、割と最近お気に入りになった店だったけど、そこも閉店すると聞いた。別のバーはすでに閉店していた。高槻では、時々顔を出すバーも店を閉めると聞いた。こんな話ばっかりだ。 

 こういうのが立て続けにあって、どこか寂しい気持ちがしていた。飲み屋さんっていうのは、その店があって、店の人や客同士のつながりができるもので、その店がなくなると、そういう関係が一切なくなるものだ。だから、お店だけでなく、その店でせっかく知り合った人たちともお別れになる。そして、大抵の場合、次に会うことはない。 

 

 お別れ話が続いた矢先に、クライアントから裏切られるようなことを体験した。そういうことに慣れてはいるのだけれど、参っている時にこれが来たのでダメージが大きかった。 

 日曜日に会った人からは、なんだかやつれてますねと言われる。あまりそういう顔は人に見せないようにしようとは思っていたけれど、隠しきれなかったようだ。確かにやつれていただろう。クタクタだった。 

 それで、今日、またある人とお別れすることになる。前々から知っていたことだけれど、この時期に重なるとは。 

 

 昨日は月末で、月末作業をこなす。それとパソコン内のデータを外部に保存した。 

 僕は面接をICレコーダーで録音する。それは一旦、パソコンに入れ、ある程度貯まってきたらそれをCDに落とし、パソコン内には残さないようにしている。しかし、これをウッカリしてサボってしまうと、パソコン内にけっこうな容量で貯まっていたりする。 

 昨日は10GB分以上のデータを出した。CD20枚くらいになった。これだけで4時間仕事だった。けっこうたいへんな作業なのだ。いちいちディスクをフォーマットして、データを書き込んで、そしてインデックスを書いてと、これを繰り返す。 

 昨日は昼も食べずに作業する。お腹は空いていたけど、食べるのが億劫だった。机に向かって、延々と作業しているだけで、それ以上に何かをしようという気持ちにはなれなかった。 

 

 今日は今日で、具合の悪い目覚めをした。何か、政治討論のような場面に出ている夢を見たような気がする。また夢の記録もつけていきたいとは思っているが、なかなか、内容を覚えている夢を見ない。特定の場面だけ覚えているとか、そういうことが続いている。 

 今月は、思うところがあって、1時間単位で動いていこうと計画している。きっちり1時間でなくても、大体でも構わないのだけど、とにかく1時間程度集中して行動するということをやっていくつもりだ。1時間集中を体に覚えこませる。 

 今日、最初の1時間は、実家の僕の部屋の整理だ。次の1時間は、高槻に出て、職場内を掃除したり、その他の細かい作業を行う。3時間目は、さっきやり残したことを終わらせ、原稿並びにこのブログを書いている。午後からはどうなるか分からない。人と会う約束をしているのだけど、あまりはっきり時間を決めていないのだ。できれば次の1時間を、4時間目をこなしてから会えるといいのだけど。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

関連記事

PAGE TOP