2月23日(火):テレビの話
定休日。朝の内にパソコン作業をして、昼から高槻へ。
昨日の続きで、キーボードを2時間ほど練習する。昨日より指は動くけど、キツイ部分も増えた。ちょっとやり過ぎか、腱鞘炎にならないようにしないと。
その後、速記練習。速記文字を書く。それから音読。音読は三日目だが、今日はちょっと声が出しにくかった。発音しにくい単語とかも見つかる。そういうものをピックアップして練習しようかとも思う。
その後、論文をいくつか読む。その合間にガルシン「四日間」を読む。僕の好きな短編小説だ。
それだけこなして帰宅。
帰宅して、今日はテレビを観ようと思い立つ。
たまたま「やさし~」っていうクイズ番組をやってた。前にも見たことがある。「優しさ」のアピールにはウンザリくるけど、あれって、本当に優しいのだろうか。
横断歩道の模様が「はしご型」から「縞模様」に変ったのは水がたまらないようにするためだという。でも、あの両サイドの縦線がないと、なんか落ち着かない思いがするのであるが。
スーパーに学校給食の献立を掲示してあるとか。それで学校の給食と夕食の献立が被らないようにお母さん方が参考にするらしい。今の母親はそういうことに気を使うのだな。別に学校給食と夕食の献立が被っても、子供は普通に食べるもんじゃないのかなと、そう思うのだが、まあ、時代も変わったのかな。
少女コミックの単行本をジャンル分けした話とかもあったが、あれってどうなんだろう。僕は古書店が好きなので、ジャンル分けなんて漠然としてるのが普通だと思っている。大型書店では専門書なんかでジャンル分けされているのを見るけど、あれもけっこういい加減なものだと思う。なんでこの本がこのジャンルに分けられてんねんというのもある。
まあ、それはいいとして、あんなものが「優しさ」だと安易に信じない方がいいな。「優しさ」とはもっと違ったものなんだ。テレビの番組だから目くじら立てることもないとは言え、いささか不快であった。蛭子さんが面白かったくらいだ。
その後はロンハーを見る。女性芸能人の私服センスを競うということをやっていた。どの服装も僕から見ると全然おかしくは見えないのだけど、見る人からすればセンスがあるとかないとか、そういうことも分かるのだろうか。まあ、実にくだらん。大久保さんが面白かったくらいだ。
さらに引き続いて「百年食堂」を見る。これが一番良い。
あんこうっていうのは、ああやって吊るしてさばくのか。初めて知った。
この番組がなんで好きなのか。仲のいい親子が見れるからかもしれない。店の3代目と4代目、さらに5代目が一緒に働いて、店を維持している姿を見ると、なんだか羨ましいような気持ちになる。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)