2月9日(火):声をかけられる日
昨夜は徹夜だった。今朝はかなりキツかった。
久しぶりに牛丼なるものを食する。早朝だったので、その手の店しかなかったのだ。
喫煙可の場所があったので、そこでタバコを一服する。お年寄りがタバコを一本恵んでくれと来る。みずぼらしい身なりで、極貧に喘いでいる人なのかとも思った。
タバコを一本あげるくらいはかまわないのだけれど、持ち合わせのタバコが後残り数本というところだったので、迷った。でも、「一本だけやで」と言って、タバコを一本あげた。おじさん、すごい感謝してた。
見返りを求めるわけじゃないけど、こういう施しがどこかで返ってくることがあるのだろうか。
7時半頃に高槻に到着。パソコンの準備をして、昨日書いたところの続きを書き、キリのいいところまで仕上げる。
そこから小休止だ。少しだけ寝る。たまらなく眠たかったからだ。
9時半頃起きて、そのまま書く。16時頃、腹が減ったので、お昼休みにする。
食べに出る。その帰り道、二人組の宣教師みたいなのに会う。向こうから挨拶してきたのだ。僕は、人違いをしているんじゃないかと思ったけど、二人は僕の所へ来て、「今、幸せですか」などと聞いてくる。ああ、厄介なもんに捕まったぞ、と思う。
ちなみにこの二人はエホバの証人ではなかった。エホバの証人だけは、本当にどうしようもない連中が多いなと、個人的にそう思っているので、この二人がエホバの証人でなかったことは不幸中の幸いだった。
キリスト教は滅んでくれたらいいと僕は思っている。一人一人の信者さんに悪い人はいないかもしれないけど、そのキリスト教だけは好きになれない。聖書やキリスト教に関する勉強もしたことがあるけど、学べば学ぶほど、危険な宗教だということが見えてくるようだった。
それに、キリスト教の言う「幸福」は、僕には全然幸福なものに思われないのだ。僕の考える幸福はもっと違った形のものだ。だから、最初から彼らとは話が合わなかった。最後には、僕は仏教徒だからと言って、避難した。
そこから帰ってきて、これを書いている、今日起きたことを記録しておこうと思ったからだ。
もともと、今日は定休日だから、時間まで在室していないといけないとか、そういう拘束はない。これを書き終えたら、公開して、今日は切り上げようかと計画している。
それにしても、朝のおじさんといい、夕方の二人組といい、今日は声をかけられる日だったな。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)