2月2日:昼休みにて 

2月2日(火):昼休みにて 

 

 予定通り、朝の4時までサイト関係の作業をして、そこから3時間ほど寝た。雑魚寝だ。7時に起きたのだけど、起きるのがキツかった。 

 それから高槻に来て、職場にて作業を続ける。予定では10時から開始することになっていたけど、少し過ぎてしまった。 

 一段落ついたので、そろそろ昼休みにしようと考えている。休憩に入る前にブログを書いておこうと思った。後回しにすると忘れてしまうからだ。 

 

 しかし、こういう感覚は久しぶりだ。夜通し原稿を書くなんて、昔はよくやっていたけれど、ここしばらくはそういうことをしていなかったな。 

それに、年も取った。以前は寝不足でも、徹夜しても、起きればシャキッとできたけど、今日はメチャクチャ堪えている。 

 一応、今日の予定としては、少なくとも18時まではサイト作業とパソコン作業をする。その後、明日の仕事の準備をして帰宅する。帰宅してから勉強しようと考えているけど、最悪の場合、明日に備えて早めに休もうかとも考えている。帰宅するまでは、当初の予定通りに活動しよう。 

 

 予定というものは変更がつきものだけれど、迷った時に、僕はこうする。その予定を立てた時と、変更する時と、どちらが僕の状態が良かっただろうかということを振り返る。そして、より状態のいい時に立てた計画、より健康な心の時に立てた計画に従うということに決めている。 

 例えば、今日は酒を飲まないと決める。でも、夜になると、やっぱり飲みに行こうかと、当初の予定を変更したくなる。この時、どちらがより健全な状態だったかを振り返る。この例では、それは自明なことである。今日は飲まないと決めた時の方が、飲みに行きたいと酒を求めている今の僕よりも、健全だったに違いない。できるだけ健全な時の予定に従うということだ。 

 飲みに行く時は、けっこう、最初からそう決めているものだ。それはそれでいい。途中で変更して呑みに行ったりすると、まあ、あまりいいお酒にはならない。やっぱり、最初の予定に従っておいた方が良かったと、後悔することにもなる。飲酒歴25年目にして、ようやくそういうことに気付き始めている。 

 お酒に限らず、今の僕に従うよりも、より良い状態の時の僕に従う方が得るところが大きいと、そう実感することが最近は増えている。「今の自分に正直に」は、時に正しくないこともあると思うようになっている。 

 

 先月末にCDを買った。中古のやつだけど、今はそれを聞きながら仕事をしている。近頃、面接以外の時間は常に何かを聴いている。音楽の話もしたいなとは思う。 

 ちなみに、僕がCDを買うのは、基本的に中古だ。一枚につき800円以上使わないと決めている。この前は5枚買って3000円だったから、平均一枚600円だ。いい買い物をしたと思っている。 

 その代り、中古のお店にある中から選ばないといけないので、制限がある。でも、大抵の場合、僕の聴ける音楽があるものだ。けっこう、いろんなジャンルを聴くからだ。だから、僕の趣味に合う何らかのCDが見つかるものなんだ。 

でも、各ジャンルでの幅が狭いのだ。洋楽だと70年代のものがいい。70年代のものだったら好き嫌いがほとんどない。60年代や80年代は、まだ70年代と関連しているので聴くことができるが、それ以前以後になると、興味がなくなる。好みが広いような狭いような、自分でもよく分からない感じだ。 

 

 今回の5枚の中で、今、一番よく聴いているのが、BLACK SABBATHの「テクニカル・エクスタシー」だ。オジー・オズボーン在籍時代のアルバムの中で、もっとも聴く気のしなかったアルバムだ。何しろ、ベスト盤(「we sold our soul~」など)やオジーのソロライブ盤(「speak of evil」など)で取り上げられないので、このアルバムには知っている曲が一つもなかったのだ。それで今一つ食指が動かなかったわけだ。 

 でも、聴いてみると、これはこれで悪くないなと思えている。けっこう、「聴かず嫌い」だったかもしれないな。 

 ちなみに、その他の4枚は、KINKSの「アーサー~」、T.REX「ボランブギー」、KISS「dynasty」、そしてジャズから一枚、エリントン楽団の「uptown」というラインナップだ。 

 このうち、Tレックスとキッスはレコードで持っていた。 

 Tレックスは、「unicorn」から「electric warrior」までの時代からセレクトされた編集アルバムだ。なかなか選曲がいいし、このアルバムでしか聞けない曲も収録されている。 

キッスのこのアルバムは、「地獄からの脱出」とかなんとか、そんな日本語名だったと記憶しているけど、キッスの大ヒット曲にして、一番ダサい曲だと僕が思っている「I was made for lovin you」を含むアルバムだ。400円ほどだから買っておいた。 

エリントンのは大作志向が強くて、ちょっと、取っ付きにくい。今の所、あまり聴いていない。録音のバランスがあまり良くないという感じも受ける。 

キンクスは、この時代、つまり60年代のものなら聴ける。なかなか悪くない。ただ、ボーナストラックがやたらと多いのが難点だ。 

 あまり、他の人とこういう音楽の話もしないので、この場で時々取り上げると思う。まあ、僕の音楽の好みなんて、他の人にはどうだっていいことだし、あくまで、僕の自己満足だ。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

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