12月31日(日):2017回顧(前)
今年、2017年(平成29年)も終わる。いろんな出来事があって、僕には長い一年に感じられている。今日は一年の締めくくりということで、この一年を回顧しようと思う。
1月~3月
膝を悪くしてから初めての冬だった。未経験の辛さをいくつも味わった。
昨年の12月まで、週に2回のリハビリに通っていた。両日とも、少なくとも半日は仕事を休まなければならなかった。そのために仕事をいくらかセーブしていたのだけど、このリハビリを止めることを決意した。
そうして1月からはバリバリ仕事をするぞと張り切っていた。新規の仕事も次々にこなしていった。この勢いは3月頃まで続いた。
2月には電話回線の工事をする。デジタル回線に切り替える。頻繁に電話がかかってくるのにもウンザリしていたので、ここいらで実施することにしたのだ。ところが、この後、実に面倒なトラブルに発展し、未だに解決されていないという状況である。
また、昨年の12月にお流れになった書籍出版の件が復活する。2月頃のことだ。2月から3月にかけて、あるテーマで書き始める。
バリバリ仕事をこなそうと考えていた僕は、とにかくサイトの窓口を増やそうと思った。その頃、アイ・タウンページの営業が来たので、タウンページなんてまったく信用していないのだけど、一年だけやってみることにした。どんなことでもやってみようという思いだが、結局、これはやるんじゃなかったと後悔するだけに終わった。ページ自体、まったく手を付けることなく終わった(これは操作のことなどを教えられていないからである)。さらに、自分のところのページを見ることもなく終わりそうだ(どうして閲覧すればいいか分からない。閲覧した人がいるので公開されているのは知っている)
順調に行っていた仕事は3月末辺りでぐらつく。幾人かの「キツイ」人たちのことで気に病むようになった。
4月~6月
気に病んだ結果、書籍のテーマを変更する。「治る人と治らない人」のテーマで書き始める。これは夏ごろにはある程度完成しており、後はいくつか細かい点のチェックと修正をするだけになっているのだけど、秋には興味を失う。
仕事は、大きく伸びることはなかったが、比較的横ばい状態で続く。
タウンページのことは頭にあったけど、6月頃、これに見切りをつける。その頃、NTTの不義理に関して頭に来ていたからだ。これは2月の工事に端を発するのだが、まったく彼らの言っていたことと違う結果になっていたのだ。一例を挙げると、僕のところは回線は一つなのに(彼らもそれを確認している)、彼らは二回線用のモデムを取り付け、二回線分の料金を請求してくるのだ。他にもある。料金が少しは安くなるという話しだったのに、また、そのようにシミュレートしていたのに、結果は料金が3倍に膨れ上がっただけだった。まったくもって惨憺たるものだった。これもあって、NTTとは一切縁を切ろうと決意したわけだ。
こんな電話のことなんかでトラブルに巻き込まれる自分がイヤでならない。12年間もなんの気苦労もなく使用できていた電話が悩みの種になるなんて。アナログ回線のままでなんの不自由もなかったのに。
冬の間に生じた蕁麻疹がひどくなる。最初は乾燥肌のせいかと思っていたけど、明らかにそうではなかった。一部はストレスから来るものだと思った。本を出版するというのがとても負担に感じられていた。それと一部は身体から来るものだ。いよいよ体が悪くなったかと思い、陰鬱な気分に襲われることも多かった。この蕁麻疹は、かなり良くなったとは言え、現在も完治したわけではない。
また、この時期、母のことが心配の種になる。母に癌の疑いがもたれたのだ。これは現在では横ばい状態になっているけど、いつ悪くなるかわからないものだ。母の生きているうちに、もっと母親孝行をしたいものだと思っているのだけど、なかなかそれも実現しないままである。自分が不甲斐ないと思い始める。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)