7月3日:副作用 

7月3日(月):副作用 

 

 今日は3日だけど、この二日間が土日だったために、一応、今日が月初めということになる。午前中に銀行等の外回り作業を終わらせ、それから業者さんと電話をすることになっていた。午前中は空けておいたわけだ。午後からの人は変更になったので、今日はヒマになりそうだった。 

 しかしながら、蓋を開けてみれば、全然ヒマなことはなかった。あれやこれやとやっているうちに時間が足りなくなってしまった。 

 尚悪いことに、クスリの副作用が現れた。今、体に蕁麻疹様の湿疹ができていて、塗り薬では追いつかないので、昨日から飲み薬も服用し始めた。それの副作用らしきものが現れたという次第だ。 

 今朝、その薬を飲んで家を出る。急激に睡魔と倦怠感に襲われる。思わず電車の中で座ってしまった。口の中もカラカラに乾く。職場について、薬の説明書を読むと、眠気、倦怠感、口渇などの副作用が書いてある。ああ、やはりこれだ、と思った。 

 取りあえず、しんどいので横になる。眠り込んでしまう。せっかく朝早く家を出たのに、同じことだった。10時半ごろ、電話で目覚める。業者さんからだ。 

 この電話がキツかった。寝起きで体は重たく、口中はカラカラになっていて。それで応対したのだ。時間としては大したことではなかった。5分程度で終わったのだけど、その時間のなんと長かったことか。 

 そこから起きて、活動を開始する。倦怠感と睡魔は残っている。銀行に行き、支払い関係を済ませる。お昼を少しだけ食べる。それから職場に戻る。 

 戻って、そこから薬を飲むかどうかで悩む。この蕁麻疹を早く終わらせたい気持ちから、お昼分の薬を服用する。案の定、睡魔が倍増した。 

 もう、今日はなにもかも断念せなあかんのやろうなと思い、睡魔に耐えられなくなったら構わずに寝ることに決める。睡眠を取るということも治癒には必要なことなのかもしれない。今日はその治療に専念しよう。 

 再び目覚めた時は夕方だった。体は重たいが、起きて、本を読む。西丸四方『精神異常』を読む。最近、僕の中で西丸先生がお気に入りになりつつある。西丸四方といえば一昔前の精神科医だ。現代よりもおおらかな時代の精神科医だ。その記述には魅力が感じられるのだ。 

 その後は睡魔に襲われても、起きて活動する。原稿の読み直しなどをする。それから帰宅だ。帰宅時に、電車の中で西丸四方の本を読み終える。 

 帰宅。軽く食事を済ませる。やはり薬を飲んでおく。それから書き物をして、今、このブログを書いている。案の定、睡魔に襲われ始めている。もう少しだけ頑張って、そのまま眠りに入ろうかと考えている。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

 

 

 

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