6月8日(木):書籍に没頭する
今日は朝のうちに電話関係の工事というか業者が来ることになっていた。NTTがずさんで、いい加減なことをしおったので、他会社へ乗り換えることになったのだ。
その後、今日と明日は書籍に没頭する予定である。そのため、仕事関係は昨日に集中させておいたのだ。今日、まとまった時間を確保するためである。
午後、昨日のDV「被害者」女性から電話あり。夫から電話があれば連絡してほしいとのこと。はいはい、やりましょう。それでおたくらとは縁を切りましょう。どうせ彼からかかってくることはないだろうし、もし電話があって、彼がカウンセリングを受けるとしても、彼女抜きでやっていきたいものだ。一銭にもならない用事だけ押し付けられて、こちとらいい迷惑だ。大体、DV「被害者」なんて僕は大嫌いだ。そりゃ、暴力振るわれるのも当然だ。要求だけ出されるのだから、たまったもんじゃない。
彼からは連絡はないだろうし、そうなると彼女にも連絡しなくて済む。二人ともそうやって自分から逃げ回っていればいいのだ。誰もそれで困る人間なんぞおらんのだ。
もう何十人となくDV当事者を見ている。大体、見込みのない人というのは、ちょっと聞いただけで分かる。もっとも、人は変わっていくものなので、今現在だけを切り取って断定するわけにもいかないけど、現時点では見込みがない。彼らが改善する可能性は限りなく低い。
そもそも、「加害者」の夫にカウンセリングを受けさせるように「被害者」が動いている時点でアウトだ。こういう所があるよと彼に紹介するくらいならまだいい。実際に僕に連絡して、彼に受けさせるように手助けしてくれと依頼してくる時点で、彼のカウンセリングは不可になってくるし、僕に対する彼の信頼感も大きく失われることになる。ちょっと考えれば分かることだ。
ああ、腐っとるヒマはない。今日はたくさんのことをやらなければならないのだ。少なくとも、あと2章分は今日中に書き上げないといけない。第9章、第10章を書き上げ、2章と6章に追加分を書かないといけない。そして、明日、第11章と第12章を書き上げれば、それで一応書籍の体裁が整うのだ。あとは細かな手直しをしていけばいいだけになる。
逃げ回っている人たちのことで無駄な時間を費やすことは僕には許されないのだ。
どうにか9章は書いた。これは当初の予定では9章、10章とに分かれていたものだが、それを一つの章にまとめたのだ。まだ完成とは言い難いけど、一応、章の最後までは達した。
追加分も第6章はある程度書いた。これもまだ完成したとは言えない。
完成に至らずとも、とにかく形にしてみないと分からないものである。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)