5月7日(日):連休を終えて
今日で連休も終わりだ。昨日の土曜日だけ家にいたが、それ以外はすべて職場に出る。休みなんて、有って無いようなものだった。
職場の大掃除をすることにしたが、思いのほか捗らなかった。今回着手したのは、僕にとって禁断の領域である、書架だ。
今回、全部はできなかったものの、一応成果をここにメモしておこう。
書類、資料、メモの類は処分していった。ゴミ袋は、トータル8袋に達した。
HPのデータファイルは計11冊あり、これは一旦自宅に持ち帰った。
本は100冊ほど、家に持ち帰るか、箱に仕舞った。その内訳は、推理小説系、美術系、歴史系の本や雑誌などである。一部、洋書もある。
その他、なかなか処分できなかった古い蛍光灯群を処分し、処分に困っていた不可燃ゴミ、使用しなくなった杖、旧パソコンなどを持ち帰る。
それだけの成果があったのに、職場を見回すと、あまり変わり映えしていない。書架にだいぶん空隔が生まれたので、それを詰めるといいのだろうが、そこはまだ手付かずである。また、ファイル等も中身が空になっただけなので、表面的には変わり映えしないのも当然か。
どうにかこうにか、今年の連休も無事に終える。
上述の大掃除の他にも、原稿を書いたり、外回りのことをしたりもした。大掃除だけだったら、もっと捗っていたかもしれないけど、そういうわけにもいかなかった。他にもこなさなければならない作業がある。
膝の方は大体において不調だった。大掃除で、立ったり座ったり、椅子の上に上ったり降りたりを繰り返したので、負担も多かった。
それと、やっぱり、体力の衰えを痛感した。作業をするとすぐに疲労感に襲われてしまう。怪我をしてから、ほとんど運動らしいことはしなくなったし、出不精がいっそうひどくなった。そこはちょっと改善すべき点だ。
3日と4日は恒例のジャズストリートをやっていたようだけど、職場にこもりきりの僕には別世界の話だった。4日の夕方だけ、タバコを買いに表に出た際に、その辺を一周した。人通り多く、賑わっているところもあったが、特に何も思わなかった。その辺の会場に入れば、いくらでもジャズを聴くことができるにもかかわらず、僕は職場でジャズのCDを聞く。レコードの方がましだ。
サイトの方はまったく触らずに終わった。
書籍は一部取り掛かった。これは、本当なら本サイトの第2章で取り上げる話題であったのだけど、書籍の方に転用することにした。
連休中、お酒は二日だけ飲んだ。まあ、いつものペースという感じがしないでもない。
本はあまり読めていない。ブルワー・リットンの「不思議な物語」も、第70章辺りまで読んで、そこで滞ったままだ。ブログに10章ごとにメモを残すと決めていたのに、そちらも40章のところでストップしたままだ。舞台がオーストラリアに移行してから、どうも退屈になってきた。
ほとんど誰とも会わない連休だった。一人で黙々と作業するばかりだった。それでも構わないと思っている。遊びたい人は遊んだらいいし、帰省する人はそうすればいい。休みが必要な人はしっかり休めばいい。僕は遊びたいとも思わないし、帰省するところもない。休みたいともあまり思わない。それよりも、自分の人生や生活を前に進める方が、今の僕にとっては重要だ。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)