4月5日(水):止まれない
昨日の歩きが堪えている。両足とも筋肉痛である。でも、この感じも久しぶりだ。ここでもう少し頑張って、足に筋肉を付けていこう。今日は、歩行はそれほどでもないが、できるだけ立って作業する。
面接の方は忙しくはないが、今日はけっこう問い合わせ等の電話があった。その一人がギャンブル問題だということだった。どうしようかと迷う。ギャンブルのことで書いた原稿があるのを思い出し、それを公開しようかと考える。いくつか読み直してみた。取りあえず、公開できる分は公開していこうと決める。
疲労感は大。身体的にもキツイ。何としてでも、この段階を越えなければとも思う。体を使った後の疲労感、運動した後の疲労感だ。休息も必要だけど、この段階を通過しないと、またいつかこの段階を迎えることになってしまう。前に進んでいかなくては。
面倒なことに、買い物にも行かなくてはならなかった。銀行にも行っておかないと。郵便局にも荷物が預けられているらしいから、取りに行かないと。郵便局は明日にしよう。夕方、買い物と銀行には行っておく。
その間に問い合わせの電話があったようだ。僕が戻ってから、もう一度その人が電話をくれた。さっきは留守電だったのにとおっしゃるので、二回目でつながり、ビックリしはったかもしれない。しょうがない。体は一つしかないのだ。外に出れば留守になるしかないのだ。
ギャンブルの分も含めて、今日は原稿の読み直しとか修正をすることが多かった。新たに書いたものもあるが、完成には程遠い。本のこともやらないといけないとは思いつつ、サイトの方が今は重要だ。これを宙ぶらりんにさせておくわけにはいかないのだ。このサイトが、僕にとっては人との窓口になるのだから。
多くのことをやらなくてはいけない。はっきり言って、僕にとってはそれが多過ぎる。以前ならなんてことはなかったことでも、今は重労働に思えてくるものもある。
本音を言えば、少しここらでひと休みしたいところなのだ。でも、休むことが許されないのだ。いや、休んでもいい。ただ、それは先送りするだけのことなのだ。今できることを、この先のいつかにやるだけのことだ。それならいっそのこと前へ進む方がましだ。
一旦、生まれてきた以上、もはや止まることはできないのだ。そう思うと、人生はなんと厳しいものかと思われてくる。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)