2月10日(金):出版決定の一週間
ここしばらくブログから遠ざかっていた。この一週間くらいを振り返っておこう。
今年は僕の原点回帰の年にしようと考えていた。今月の予定や方向性もかなり明確にしておいた。
一週間前に本の出版の話が再度やってきた。本を出すのにも金がいる。ローンの審査が通らないだろうと信じていた。でも、万一の場合もあるからと、その日から本の準備も始めた。
本に関しては、このテーマで書きたいというものがあった。しかし、そのテーマで書こうとすれば、過去に残しておいたメモの類を全部引っ張り出してみないといけない。今、そのテーマのことが僕の頭の中にないからである。
執筆にどれくらいの日数をくれるだろうか。そのテーマで書こうとすれば、準備がまったくできていない。だから、現在、僕の頭を占めていて、これからサイトで展開していこうというテーマで書くことに決めた。
それが先週の金曜日から日曜日にかけてのことだった。土曜から日曜にかけては徹夜をしてしまったので、日曜はクタクタだった。
この日曜日は最悪の一日だった。徹夜明けで体調は良くなく、赤字仕事は引き受け、正規の仕事が引き受けられないという事態も生じたし、新規の人も取り逃がした。最悪である。
月曜日。しっかり眠ったのに、まだしんどい。本の話が正式に決定する。これから書いていかないといけない。FAXのリボンが切れ、蛍光灯の寿命がきた。蛍光灯は、そろそろ限界だなと思っていたものが遂に切れた。これをまたいつか買いに行かなければならない。
火曜日。本来は定休日だが、電話回線の工事のため、午前中在室。1時間程度の工事だと聞いていたが、たっぷり2時間もかけられる。買い物できず。午後からはクライアントがある。
水曜日と木曜日は、極力仕事を入れないようにした。この二日間で、本のことを考える。再び徹夜。本に書くコンテンツをできるだけ書き出す。そのいくつかは文章化している。
金曜日。今日だ。昨夜から本のラストを考えていた。一応、決まる。ラストが決まると、俄然、執筆意欲が湧いてきた。早く書きたい気持ちでいっぱいだ。午後からは面接で埋まっているので、書き始めるのは明日以後になるだろう。
ちなみに、今日の面接、先月の末頃に新規で来られた人が来られた。これで1月新規のクライアントは、一名を除き、すべて継続ということになった。いい継続率だ。
この一週間は、とにかく、本のことで目まぐるしく動いた。このサイトのこととか、心理学検定のことなど、その他のことが何もできていない有様だ。それも仕方がない。
せっかく本を書くんだ。いい作品に仕上げようと思う。恐らく売れはしまい。元が取れれば御の字だが、それも難しいだろう。一般ウケするようなものは僕には作れない。一生のうちに一冊は自分の本を出すという僕の夢のためだけの作業となるだろう。それでもいいや。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)