2月2日:今日はボヤくぞ 

2月2日(木):今日はボヤくぞ 

 

 今日はひとつボヤキをさせてもらおう。 

 今日、出版社さんから契約書が届いた。忙しくて十分に目を通せていないので、書くのは明日になる。契約する前にきちんと契約書を読まなくてはと思う。 

 しかし、この出版の件であるが、確かに僕は生涯に一冊、自分の本を出すという夢がある。できれば実現させたい。今回の出版の件は、一度お流れになったものだ。それで僕の中では来年の話になっていたのだ。 

 来年の話だから、今年1年かけて準備できるわと思っておったのだ。それが、今年でもできそうだという案を出版社さんが持ってきて、これが通るかもしれないのだ。 

 通ったら通ったで嬉しいはずであるが、1年の余裕があると思っていたのが、それが無しになってしまうのだ。半年くらいのうちに本を一冊書き上げないといけなくなる。これが、今、ものすごく負担に感じられているのだ。 

 半年ということは、今年の7月とか8月辺りまでだ。この間に島根県行きの予定があるし、場合によっては膝の手術のために入院しないといけないかもしれない。手術は延期してもらえばいいとしても、島根県行きは今年中に済ませたい。 

 すでにこのブログでも述べたように、心理学検定を8月には受けたいと思っている。そのための勉強も始めている。これも影響を受けるだろう。 

 1月には新規の人がけっこう来られた。何人ものクライアントを新たに抱えた。この人たちのためにも時間を割かなくてはいけない。ここを疎かにするわけにはいかない。 

 それに加えて、サイトの作りこみをやっていかなくてはならない。本を書くなら、文章に関しても少しは勉強し、練習しないといけない。これらも1年の猶予があればなんとかやれるだろうと思っていた。 

 この1年の猶予がなくなったのが厳しい。 

 

 あるテーマに関して本を書きたいと思っていた。そのテーマに関する様々なことをメモに残した。書くとなれば、そのメモを探すことから始めないといけない。捨てたりはしていないので、どこかに残っているはずだ。それを職場や自宅から探して読み直したい。おそらく丸一日かかる作業だ。 

 この丸一日を取れない。来週の定休日は午前中に電話線の工事が入り、午後からはクライアントが来られる。その次の週は蛍光灯交換作業を行うか、墓参りをすることになっている。できれば両方こなしたいと思っている。そうなるとさらにその翌週ということになるか。2月も終わろうとする頃だな。 

 

 一体、一日をどのように使えばいいのだろう。面接は日によって多い日もあれば少ない日もある。その前後の時間や事務に費やす時間も含めて、一日6時間くらいか。 

 それに勉強の時間も必要だ。検定試験の勉強や文章の勉強も含めて一日3時間は取りたい。本当は4時間割きたいが無理だ。 

 ここにサイト関係の作業が加わる。更新したり原稿を書いたりする。できれば一日3時間くらいしないと追いつかない。 

 すると、ここまでで一日12時間の作業だ。ここに本の執筆作業が入る。一日に3時間はしないといけないと思っている。 

 これで一日15時間の作業量だ。 

 当然、それ以外に日常のことをしないといけないし、家のこともしないといけない。膝のリハビリもしなくてはならない。趣味の方は脇へ置いておくしかないが、本音を言えば、ピアノを弾いたり、ミステリや文学作品を読む時間も欲しいし、映画を観る時間も欲しい。お酒を飲んだり、タバコを吸ったり、寛いだりする時間も、もう確保できないかもしれない。 

 はっきり言って、苦痛である。 

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー) 

 

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