6月13日(水):二周年記念
今日は僕の記念日だ。あれから二年だ。そう、僕が膝を割ったのが二年前の今日だった。毎年、6月13日は僕の「膝割り記念」を祝おう。
一年目はとにかく治療だった。本当に膝が治るのか不安でたまらなかったこともある。二年目はさまざまな不調に苛まれた。蕁麻疹とか腰痛とか、膝以外のことで悩まされたことが多かった。三年目は完全復活を目指そう。
昨日、たっぷり歩いたので、今日はあちこちで筋肉痛が生じている。しかし、この痛みもなんだか懐かしい感じがして、心地よい。
朝、いつものように駅のホームにてリハビリ運動をする。電車を待つ時間にやることにしている。ああ、さすがに力が入りづらい。職場に着くまでに、2,3度、膝カックンをやらかしてしまう。それでも、筋肉がついたという実感はある。
午前から午後にかけて、今日の予定をこなす。合間にリハビリ運動もする。
夕方は時間が空いていたので、歩きに出る。一時間ほど歩く。阪急からJRへ向かい、JRの向こうの方を散策する。今日は特定のコースは歩いていない。
筋肉痛はあるけど、歩いてみると、案外、普通に歩けている。汗をかく。ああ、こんな日はビールがたまらなく美味しいだろうなと、誘惑が生まれる。いかん、いかん、足の完全復活のためにはビールも控えなければいけないのだ。もう少し体重が落ちて、負荷を減らさなければならないのだ。
そういうことで、今日はビールを断念する。
歩きから職場に戻る。サイト作業をしようとパソコンを開く。少し作業すると、たまらない睡魔に襲われ始めた。極限までガマンしたが、限界が来た。少しだけ休もうと横になった。それがよくなかった。そのまま寝入ってしまった。横になって、足腰のストレッチをしたところ、それがとても心地よかったもので、ついつい。
確かに、疲労もある。昨日、少し仕事を減らしたらどうやと父からも言われた。僕が無理をしているように見えるのだろうか。
減らすことは可能だ。サイト関係のことをしなければいいだけだ。こいつが時間と労力を食うのだ。でも、僕の場合、サイトだけが外部とのパイプラインなので、疎かにもできない。
通常だったら、広報とか宣伝がする仕事を、僕は一人でやっていかなければならない。独りで仕事をするということは、結局、そういうことなのだ。全部の部署の仕事を僕がしなければならないということなのだ。
IT連中はその辺のことが分かっていないのだ。誰か他に作業をしてくれる人がいるものだと思い込んで商品を売り込んでくる。とんでもない話だ。すべて僕がやることになるのだ。
4月から6月にかけて終わらせようと計画していたものは終えることができず、7月から始めようと思っていたことには着手してと、すべてが中途半端だ。
サイトのSEO対策をすべてやってしまって、それから動画広告だ。動画広告が出来上がると、ランディングページに取り掛かって、それから書籍だ。こういう順番になりそうだ。それに加えて、日々の仕事なり事務がある。振り返りたい面接に十分時間が取れなかったり、勉強する時間も制限されてしまう。それでいて、体力や気力は衰える一方とくる。もう、どうしようもない、救いようがないという気持ちに襲われてくる。
とにかく、サイトのほうは少しペースを落としてもいいかもしれない。6月は体力づくりにもう少し時間を割いてもいいかもしれない。6月もあと二週間ほどだ。もう一度予定を見直してみるか。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)