3月29日:とにかく前へ

3月29日(木):とにかく前へ

 なんということだ。今日の午前のクライアントがキャンセルとなった。昨夜のうちに留守電が入っていた。まあ、仕方のないことではあるが、午後からの人もキャンセルになっていたので、今日はダメージが大きい。

 時間ができた分、勉強をする。仕事がキャンセルになったとしても、それでバタバタしたところで始まらない。

 不思議とこういう時期が定期的にやってくる。キャンセルが相次いだり、継続していたクライアントたちが一斉に終結したり、そういう現象が起きることがある。どこかメンバーが一新される時期という印象を僕は持っている。今回もそれが来るのかもしれない。

 その時期が来るのはいいけど、新規メンバーが揃うまでが厳しいことになる。

 今日は書籍の作業もした。もう一度読み直し、文章を校正していく。はっきり言って、自分の書いたものなど面白くもなんともない。こんなもの、誰が読むんだという気持ちに襲われる。現代社会はこんなもの必要としていないと、自分でもつくづくそう感じる。時代遅れの人間の戯言でしかない。

 現代の時代についていこうとしない人間だから当然だ。現代がそれほどいい時代だとは思わない。それよりも一昔前の時代の方がもっと良かった。人ももっと真剣に生きていたように思う。中世の暗黒時代であっても、現代よりましだと思える部分がある。

 電車の車内広告に書籍関係のものが提示されていることがある。気がついた時には目に留めるようにしている。昨夜も帰宅時に見かけたのだけど、忘れてしまった。広告を見ただけで、ウンザリするような内容なんだろうなと思ったのは覚えている。

 売れているような本は、読んだとしても、自己理解には資さないものだ。僕はそういう偏見を持っている。と言うのは、自分自身から目をそらせてくれるものが売れるからだ。自分に直面してしまうようなものは売れるはずがない。人々がそういうものを忌避するからだ。

 もし、僕の本が出ても、売れないことを願う。

 さて、月末でもあり、年度末でもあって、とかく変更やキャンセルが増えてしまうものだ。4月から新生活を始めるという人も何人かおられるし、季節の変化による体調不良なんかもよく耳にする。

 この週末、つまり金、土、日の三日間は、室内の整頓をやっていこう。とにかくモノが多い上に乱雑だ。とてもキチンとしているようには見えないだろう。そこを改善しよう。建て直しをやっていこう。

 目標は100日で再生することだ。生き直しを決意してから3ヶ月で完成させる。何を完成させるのかは曖昧だけど、6月で一段落つける。今手がけていることもそれまでにすべて終わらせる。今週から、このブログとは別に向上の記録をつけている。これも週単位で公開する予定をしているけど、どれだけのことをやっているかを視覚化するものだ。それを見ると、まだまだ出来ることがたくさんあるはずだということが見えてくる。

 とにかく、クサッテられないし、落ち込んでもいられない。自分にムチ打ってでも前に進んでいかなくては。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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