3月16日:いい時代でもないか

3月16日(金):いい時代でもないか

 金曜日の朝のクライアントが現在お休み中なので、当分、この時間に空きが生じた。こういうところに僕の経営下手が現れているな。クライアントが常に入るとは限らないし、上手く回転していくとは限らないのだから、空き時間が生じるのを見込んで料金設定をしなければならなかったのだ。どうやら、そこを失敗してしまったようだ。

 クライアントが入らない時間は無収入である。そこは少しばかりキツイ。まあ、何はともあれ、午後からのクライアントはみな来てくれたのだから良しとしよう。

 朝の空き時間はひたすら書きまくった。サイト用の原稿、それにブログ、そしてランディングページも書いてみた。午前中だけでA4用紙10枚程度は書いたのではないだろうか。

 そんなに書いてどうするのかと言われそうだけど、「これしか能がないもので」と答えるしかない。書いて残す。僕ができるのはそれだけだ。そして、それだけで十分かもしれない。特別な才能が僕にあるわけでもない。

 天気は雨。そして、若干、寒い。そのせいかどうも膝具合がよろしくない。今日は腫れている感じが強い。力はなんとか入る。

 腰痛はかなりまし。右足を上げた時に多少の痛みがある。しかし、だんだん良くなっていくだろうという希望が持てている。

 クレペリン『強迫神経症』の最初の章「神経質」を読む。「自称AC」の人たちの中には少なからずこの傾向の見られる人がいるように思うからである。

 その他、今日も「治らない人」と面接をした。治るか治らないかの二者択一で生きる人は治らないのだ。治るとはそこから第三の選択肢を見出すことなのだ。

 夜、いつもの飲み屋をのぞいてみる。久しぶりに会う人がいて、つい、中に入ってしまう。最近彼に会わないと思っていたら、どうやら生活が厳しいようだ。真面目に働いている人なのに。あまり、いい時代とも言えないな。

 アカン、飲むと勢いづいて、二軒目に入ってしまう。これもいつものバーだ。なかなか楽しいひと時を過ごさせてもらった。店の人たちも、みんな親しくしてくれる。ありがたいことである。

 散漫な内容となったが、今日は一日、こういう日であった。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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