1月4日:慌しい仕事始め

1月4日(木):慌しい仕事始め

 さて、今日から仕事始めだ。午前中に一件面接が入っている。

 それまでに銀行に行ったり、細々した雑用をこなしておく。

 ああ、不覚だった。月初めの引き落としに計算の狂いが生まれた。イレギュラーの引き落としがあったためだ。それで、今日、落ちるはずのものが落ちていなかった。

 この業者に連絡して、振込先を聞いておく。銀行に入金しておけば、自動で引き落とされると業者は言うけど、それでは僕が確認できないからダメなのだ。というのは、午後から外出する用事があるためである。午後2時までに振り込めばいいということを聞く。

 先に振込みに行こうかと思うが、時間が微妙だったので、面接の後に行くことにする。

 面接は、なんだかソツなくこなしたという感じが残っている。それに、途中、集中を欠いてしまった箇所がいくつかある。良くないことだ。クライアントの話を聞いているのに、ふと、抜け落ちてしまうのである。最近、そういうのが多かった。これは早急に改善すべき問題である。

 面接後、予定通り、振込みを済ませる。どうにか間に合った。

 僕のその銀行口座は引き落とし専門にしている。毎月、引き落としに足りるだけの分しか入金しない。引き落としが終わると、余剰分を引き出して、残高をゼロにしておく。毎月これをやっている。

イレギュラーなことが生じると、今回みたいなことになる。引き落としができず、尚悪いことに、ずっとそれに気づかないでいたということも過去にはある。

 もう少し多めに入金しておいた方がいいかなと思い始める。余剰分は引き出すのだから、同じことではある。

 残高をゼロにしておかないと計算が狂いそうになる。持ち越し分がなんぼあってとか、それを差し引いてなんぼ入金したらいいのかなど、そんなことをやっていると間違えてしまいそうである。ゼロにしておくと確実だ。

 それに、あまり銀行を信用していないというのもあるが、まあ、それは別のお話。

 銀行から一旦職場に戻る。軽い昼食を取る。今日は弁当を持参していた。

 その後、旧パソコンのデータ整理をしようと思い立つ。どうも調子が悪い。試みる、やはり同じだ。ディスクのところが開かないのだ。

 データ整理を諦め、原稿を一つ書いておく。一日に一項、つまり1ページ分を書く。これは今のところ僕の日課になっている。それは下書きに近いけど、取りあえず1ページ分書いておく。それを寝かして、後日修正していく。そして、ある程度読める内容になれば公開するという手順だ。

大切なのは、常に原稿のストックを持っておくということだ。ストックの中から、校正したいもの、読み直したいものを選ぶ。

今日も1ページ分書いた。電源を落とそうとする。その前に、もう一度、ディスクを開いてみる。すると、今度は開いたのだ。昨日もその前も、そこが開かなくて困っていたのに、このタイミングで開くなんて、まるでコントだ。

時刻は夕方近くになっていたけど、職場を後にし、雑用を済ましていく。

補充する必要のある消耗品は買っておく。記録用紙なんかもコピーを取っておく。

もちろん、マカロニウエスタンDVDマガジンも購入する。

そこから帰宅ということになる。小雨がぱらついている。本降りになったら面倒だと思う。

通りで信号待ちしていると、若い兄ちゃんが僕のすぐそばまで来て、なにやら言った。無視する。どうせマトモな奴じゃない。僕の周辺をウロウロする。こういう時に限って、信号がなかなか変わらない。他に信号待ちしている人もいない。僕とその兄ちゃんだけだ。ああ、ウザイ(この言葉はこういうときに使うのかな)。

信号が変わる。僕は歩き出す。奴が後をついて来るんじゃないかと不安に襲われたが、取り越し苦労だった。あの兄ちゃん、どっかへ行ったようだった。

コンビニに入る。酒でも欲しいと思う。ウイスキーのポケット瓶と缶チューハイを一本買う。総額500円程度だ。まず、コンビニ前で缶チューハイを飲み干す。ウイスキーは家に帰ってからだ。

軽く夕食を済ませ、マカロニウエスタンを見ながら、ウイスキーをチビチビやる。5日ぶりの酒か、あまり美味しくないなと感じる。映画の方も、今一つ、魅力を感じない。

今日は映画を観るのは中止にして、酒もそこで終わりにする。ポケット瓶の半分くらいしか飲まなかった。酒なんかに金を使うのもバカらしいと思い始めている。今日は安くついたからいいものの。

それに、飲んでいても、映画を観ていても、何も楽しめていない自分に気づいた。それで家のパソコンを開き、ブログを書いている次第だ。

この後、サイトの裏方作業をやろうと決めている。どうせ楽しめないのなら、少しでも前に進んでおこうと思う。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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