11月22日:予定が狂って

11月22日(金):予定が狂って

 

 今日、11月22日は「いい夫婦の日」だそうだ。仕事柄、上手く行っていない夫婦の話を聞くことが多いので、いい夫婦なんてこの世に存在するのかねと思っている。まあ、出会わないだけで、ほとんどの夫婦はいい夫婦なのだと信じておきたい。

 

 さて、今朝はまいった。今日は朝のうちに買い物をしておこうという計画だった。職場で使用するスリッパ等、そろそろ買っておかないといけないものが増えているので、ひとまとめにして購入しておこうと考えていた。

 当初の予定では、10時頃には高槻に着いていて、そこから2,3軒の店を回って買い物を済まし、11時には職場に戻っているはずだった。そこから雑用をこなし、昼休みを経て、午後からの仕事を迎えるつもりだった。

 それがまさかの阪急電車の事故だ。電車は動いてはいるのだけれど、待ち時間が長かった。駅で停車している時間が長かったわけだ。

 ラッキーだったのは、軽い読み物をと思って、家を出る直前にミステリの短編集をポケットに突っ込んでおいたことだ。待ち時間の間もずっとそれを読んで過ごし、高槻に到着する頃にはほぼ一冊読み終えていた。

 高槻に到着した時、すでに11時を過ぎていた。今日、午前中の予約がなかったのは不幸中の幸いである。そこから一軒だけ買い物を済ませる。

 

 お昼を居酒屋ジャンボで食べてみる。テイクアウトのたこ焼き・お好み焼き屋のジャンボのことである。最近、店舗面積を増やして、居酒屋のようなことを始めたのだ。ここの500円ランチが気になっていて、ちょうどいい機会とばかりに、食べに入る。

 僕が注文したのは唐揚げランチだ。ご飯、みそ汁、唐揚げと、本当にそれだけのメニューだった。まあ、500円なんであまり贅沢も言えないんだけれど、もう少し見栄えよくしてほしいものだ。もう一品小鉢物をつけるとか、唐揚げの横に野菜を添えるとか、どうも見た目が貧相だ。そこが一つ残念である。

 

 午後からは予定されていたことだけはとにかくこなす。午前が狂ったので、せめて午後だけは予定通りのものをこなしておきたかった。

 

 夜は例の僕の悪いクセだ。少し飲みに行った。あまり金は使いたくない。どうにか2000円以内で納めた。

 飲みに行くのはいいけど、酔っ払いを見ることに辟易している。最近、行きつけの店で会う男性がいる。別に悪い人間ではないんだけれど、酔うとガラが悪くなる。いずれ他のお客さんとトラブルを起こすんじゃないかと僕は警戒している。トラブルと紙一重のものが今夜もあった。

 来週、忘年会がある。それは楽しみにしている。もう一つ、飲みの約束をされたのだけれど、そちらは断った。約束事はあまり増やしたくないし、特に酒の約束は少ないに越したことはない。

 その忘年会が終わったら、12月は大人しくしておこうと考えている。忘年会シーズンだ。こういう時はあまり外で呑みたくない。ただでさえ酔っ払いを見る機会が増えるし、きっと、どこへ行っても酔客をみることになるだろうから。

 12月はまっすぐ家に帰る。そうして夜の高槻からフェードアウトしていけたら、それでもいいかと思い始めている。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

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