10月30日:招かれて

10月30日(水):招かれて

 

 ここ数日、膝がすごく痛い。季節の変わり目になるとこうだ。

 昨日が一番ひどかった。定休日だったけれど、どこに行くこともできず、とりあえず職場に来て、動ける範囲で作業した。雨だったことも影響しているようだ。とにかく膝を曲げることが困難で、可動範囲が限りなく狭くなった。動作も不自然で、どこか他の部位に無理が来そうだ。

 今日は幾分ましではある。今日は鎮痛剤を服用することなく過ごしている。昨夜の服用が現時点では最後だ。痛いのは痛いけれど、耐えられないほどではない。とは言え、朝の内はひどく痛んだな。午後辺りからましになった感じだ。

 

 さて、サイトもブログもまったく手を付けるヒマがなかった。いや、正確に言うと、ヒマはあるんだけれど、それをする気になれないのだ。どうもこれをやっていても面白くない。しかし、このサイトを活かすためには常に更新しないといけない。どうもその義務感の方が強く感じられているようだ。もう少し精神を自由に遊ばした方がよさそうである。

 今日から少しずつ着手するかと思い立つ。11月はサイトとブログ作業にも時間を割こうと考えている。

 

 夜は少しお招きをいただいておって、少しだけ顔を出す。何かと振る舞い酒をいただき、けっこうな酔っ払いである。おめでたいことの一つや二つはないと生活が単調になると思う。時にはこういうのもいいんだろう。

 おめでたいと言っても、大したことはない。まあ、要は、口実である。みんなで集まってワイワイすることの口実である。それでも、そういう場が無いよりかは有った方がまだいいかもしれない。

 ふう、久々に楽しい酒を飲んだ。知り合った人たちもみないい人たちだ。実は、最初は顔を出すのに気が乗らなかった。何とか理由をつけて断れないかななどと考えていたりもしたのだ。一応、約束をしていたので、少しだけ顔を出しておこうと思ったわけだ。それですぐに帰っても約束は果たしたことになる。

 行く前からあまり深く考えすぎてもいけないものだ。行動する前に、多少の思考は必要とは言え、あまり考えすぎない方が物事は案外うまくいくかもしれない。そして、行動の代理になっているといった思考が一番タチが悪いものだと思う。それは自閉的な思考になりがちで、おそらくどこにも結実しない思考になると僕は思っている。

 まあ、今日はもうゴチャゴチャと書くのは控えよう。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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