8月30日:胃痛にやられる

8月30日(金):胃痛にやられる

 

 今日、金曜日という日は極力仕事を入れないようにしている。と言うのは、事務とか、その他の作業をまとめてやってしまいたいからである。毎日少しずつというのは、僕の場合、あまり上手くできない。一週間分を一日にまとめてやる方が性に合っている。

 午前中は外回りである。薬局に行って鎮痛剤を買っておかないと、この数日でかなり消費してしまったし、今日も服用している。足の痛みは少しましになっている。

 その他、買い物を少々しておく。銀行に記帳に行く予定も入れていたのに、通帳を忘れてしまったので、これは午後からにする。

 なかなか順調な滑り出しだった。昼からサイトをいじくろうと計画していたけれど、午前中に取り掛かれそうである。パソコンを開き、ネットに接続する。そしてサイト画面を開ける。初期化されておる。

 この初期化は時々ある。ユーザー名、パスワードを放り込めば回復するのだけれど、それらを忘れてしまった。そこで業者に問い合わせる。この件はそれでケリがついた。

 しかし、あの業者、最近、僕が電話するとビックリされる。「えっ!高槻カウンセリングセンターさんですか」などと言われる。今日もそういう反応だった。そないにユーレイでも見たような反応をせんでも、と思うのだ。まあ、僕の方も今は滅多なことでは電話をしなくなっているのだから、そういう反応をされても仕方がないな。

 サイト作業はブログを公開した。6月で止まっている状態だった。急遽、7月分のブログ原稿を揃えて、読み直し、いくつか修正なり校正なりをして、順次公開していく。公開と同時に、インデクスにリンク張りもしておく。すべて終了すると、HPを開いて、リンク張りが上手くできているか、一個ずつ確認する。問題があれば修正だけれど、問題なければそこで作業は終わりである。今回は修正もなく、一発で完了する。

 リンク張りが上手くできていないこともある。毎回一つくらいはそういうのがある。URLをドラッグする時に、最初とか最後が一文字欠けたりするのである。原因はもっぱらそれである。画面上の細かい文字上の作業なので、そうした手落ちをやってしまうことも多いわけだ。

 そこまでやって、お昼だ。午後からはサイト原稿を書いて、大掃除も一部やって、明日の準備をしてと、予定を組んでいた。午前中に行き損ねた通帳記帳もやらないといけない。ところが、この予定は不可となる。

 お昼はパスタをゆがいて食する。食後、少し休憩する。なんか胃が痛くなってきた。最初は耐えられる程度だったのに、だんだんひどくなる。めちゃくちゃ痛くなって、動けないような状態になる。じっとしていても痛むし、動くともっと痛む。

 鎮痛剤を服用して、少しだけ横になる。横になっても痛い。なんとか痛みがましになる姿勢を探してみたが、何をやっても一緒だった。

 気分も悪い。トイレに駆け込む。激しく嘔吐した。もう無理はできない。とにかく横になり、安静にする。

 いつしか眠ってしまったらしい。目が覚めたら19時を過ぎていた。4時間近く寝てしまった。胃の痛みはかなり小さくなっていたし、気分がすごく良くなった。最近の寝不足が祟ったか。

 眠っている間に夢を見た。僕は電車の中で立っている。けっこう満員状態だ。車掌のアナウンスが聞こえる。次はB駅、B駅などと言っている。B駅だったら通り過ぎている、一つ手前のA駅で降りなければならないのに。僕は少し焦った。どの辺りを走っているのかと、僕は窓際に駆け寄る。窓際に立っていた男性と衝突しそうになる。窓外を見ると、A駅手前の景色である。アナウンスの方が間違っていたのだ。やがてA駅に着く、僕は下車する。窓際の男性もここで下車する。内容は覚えていないけれど、そこで僕は彼と何か会話している。世間話のような感じだった。

 そういう夢を見た。夢はウソつかない。僕は焦り過ぎているのだ。

 目が覚めてから、少しだけパソコン作業をして、職場を後にする。午前中はトントン拍子だったのに、午後からはサッパリだ。しかし、自業自得でもある。少しは身体も労わらないといけないな。

 職場を後にして、いつもの喫茶店にこもっている。このブログもそこで書いている。ああ、しまった、銀行の傍を通ったのだからついでに記帳しておけばよかった。月末の引き落としがちゃんとできているのだろうか、気になる。

 毎日がこんな感じである。常に何か気がかりがあり、何かと心配事を抱えている。一つ一つ処理していっても、何か手落ちが見つかり、何かが抜け落ちる。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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