8月29日:足が痛む

8月29日(木):足が痛む

 

 一昨日の火曜日からまた足が傷みだした。雨天のせいもあっただろう、左ひざが痛みはじめ、うまく動かせない感じがしている。加えて、タイミングの悪いことに、右足にツーのやつが現れ始めた。両足がダメになった状態である。

 火曜日は安静にして過ごした。本当なら運動不足解消のためにウオーキングを予定していたのだけれど、それどころではない。一日、家で過ごす。

 昨日の水曜日は仕事も入っていたので、鎮痛剤で痛みをごまかして、どうにか仕事はこなした。

 そして今日を迎えている。痛みはちっともましにならない。この三日間の鎮痛剤の消費量はけっこうなものである。とにかく、鎮痛剤が効いているうちに次の服用をしておく。痛みが復活してから服用したのでは間に合わないからである。

 今日は仕事の方はヒマである。午前中に病院に行こうかとも思ったが、病院へ行くまでが億劫だ。それに、恐らく、かなり待たされることになるだろう。病院は中止だ。

 昼頃、職場入りする。最初にしたのは昼食だ。昨夜も今朝もあまり食べる気がしなかったので、さすがに腹が減った。つい、ガッツリいってしまう。

 それから少しだけ仮眠する。昨夜はあまり眠れなかった。痛かったのである。それで、仕事前に少しだけ眠っておくことにした。

 仕事並びにその他の予定は、どうにかこなす。足が痛いのであまり動かないようにした。それに、腰痛の兆しが見え始めている。この三日間で不自然な歩行、動きをしてきたので、腰に来ているようだ。無理をすると、今度は腰痛にやられることになる。ともかく、必要な時以外は極力動かないようにして過ごす。

 そんなんだから今日はほとんど座ってばかりだ。座っているのはラクなんだけれど、それでも痛みが生まれる。本当は横になっている方がいい。膝を伸ばしている方がラクだし、足が着地していない方が痛みが少ない。

 今、これを木曜日の深夜に書いている。今日はけっこう本が読めた。座って、本ばかり読んでいた。書くこともやったけれど、こちらはあまり集中できず、言葉が出てこないという例の病気も始まっている。

 本と映画と、今はそれくらいしか興味が湧かない。ああ、そうだ、今日は音楽も聴いた。なるべく一日にCD一枚は聴こうと決めているのだけれど、それさえも今は覚束ない。今日は聴いた。ヴェルヴェット・アンダーグランドを久しぶりに聞く。このバンド、あまり好きになれないのだけれど、今日聴いたところ、そんなに悪くないと思えるようになった。

 このブログで、音楽の話もしてみたい。でも、映画の話も全然進んでいない。映画は相変わらず観ているけれど、感想を書くことを怠っている。同じことは本にも言える。ミステリにしろ、その他の文学作品にしろ、あるいは学術書にしろ、読んではいるけれど、ブログに書くのが面倒に思えている。

 昨夜からスタンダールの『パルムの僧院』を読み始めている。現時点で3分の1ほど読んだ。最初の2章まではとっつきにくかったけど、第3章から面白くなりはじめた。物語に政治が絡むのがどうも僕には苦手だ。政治的な話で、分からないものは分からないままにして、登場人物たちの動きだけを追うという読み方をしている。

 あと、木々高太郎の短編をいくつか読んだ。学術系ではブランケンブルグを再読し始めている。『自明性の喪失』はいいね。素晴らしい本だと思っている。

 

 ふう、この足の痛み、明日も続くのだろうか。気が重い。

 

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)

 

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