2月25日(月):IT屋
ふぅ~、朝からバタバタだ。この後クライアントさんがお見えになる。わずか10分の時間に少し書いておこう。
ちなみに、クライアントさんが来るまでに、その人の前回のことを振り返るとかしてもいいのだけど、これはあまり直前にやるのは望ましくない。経験上、僕の場合、そうである。前回のことに気持ちが占められてしまうからだ。その作業は前日にしておく方がよいと僕は感じている。
さて、朝から出たり入ったり、電話に出たり取れなかったりしながら、面接の準備をする。電話は4本くらい取った。間違い電話と業者からだ。
この業者もしつこいな。と言っても、二回目か。僕のランディングページのIT会社のライバル会社ということであるらしい。要は、向こうからこちらに乗り換えませんかと言ってきているのである。要するに彼らの顧客の奪い合い合戦の対象にウチがなってしまったわけだ。僕は知らん。勝手に争っておいてくれ。
IT屋とはできるだけ付き合わないようにしている。何考えているのか知らんが、そういう系の電話はしょっちゅうかかってくる。何かと商品なりサービスなりを勧めてくる。彼らはそれで営業しているのだから、それはそれで仕方がないことだ。とは言え、向こうはウチに一回だけ電話したつもりでも、僕の方では、いろんな会社からその種の電話をいくつも受け取るのだ。いい加減、キレそうになることもある。
いつだったか、検索ワードでページ上部に提示されるというサービスを勧めてきた業者があった。そんなもん10年前のサービスだ。今どき、そんなものを売り込んでくるなんて、どうかしている。
ネットの世界では、何かをやってもすぐに古くなるのだ。そのサイクルがだんだんひどくなっているようにも思う。この間まで最新だったものが、それ以上のものがすぐに登場したり、あるいはその最新のシステムに不具合が生じたりする。その都度、改定するように勧められたりするのだけど、要するに、僕にとっては損害しか生み出さないツールなのだ。こんなものに一生懸命になる方が愚かである。
このサイトももはや意味を見いだしていない。こうしてブログも書いているけど、このサイトが僕にとっては外部との唯一のパイプラインなので、そのためだけに書いている。このサイトを更新していることで、僕が現在もここで仕事をしているということを伝えることができる。それ以上でも以下でもない。
集客のことをとやかく言う業者もおる。集客とは何ぞや、客をウチに引っ張ってきてくれるのかね。そうじゃないだろう。彼らは単にアクセスのことを言っているに過ぎない。この集客とは彼らにとっての集客なのだ。自分たちのシステムでこれだけアクセスが伸びたという事実の方が彼らには重要なんだろうと思う。実にくだらない世界だ。
このサイトにもアクセスデータがあるのだけど、もう何か月もそんなもの見ていない。アクセスがどれだけあるか、どれだけの時間滞在してくれたか、そんなことを気にすることほど無意味なものはない。要するに、そこは僕にはどうすることもできないし、ウチにアクセスしようとアクセスを拒否しようと、そんなこと僕に決定する権限はない。僕はここに書くだけだ。読む人は読めばいい。去る人はさっさと去っていただいて結構である。全体のアクセス数なんてどうでもいい。こういうスタンスでやっている人間だ。IT業者ともっとも無縁になるタイプの人間だ。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)