1月5日(土):やっぱり休む
朝、起きる。やっぱりしんどい。熱を測る。37度をはるかに下回っている。額に触れてみても、確かに熱はなさそうだ。
今日は大事をとって、休むことにした。どうも元日の発熱以来、調子が悪い。熱は下がったのに、回復した感じがしない。
鼻とのどの状態はそのままだ。目の奥が痛かったけど、これとて、完全に痛みが消失したわけではなく、わずかな痛みが残っている。ただ、耐えられないほどの痛みではなくなっているので、気にならなくなっているだけである。そして、時折、めまいがする。
かようなわけで、今日は一日寝て過ごす。朝寝て、昼から寝て、夜も寝れるという、普段なら考えられんくらいよく寝た。もちろん暖かくしてだ。
夕方頃の睡眠で、ようやく汗をかく。食欲はあまり無い。いや、食べるのが苦しい。鼻が詰まっているので、咀嚼中は息ができない状態である。息継ぎしながら食べなければならなくなるので、面倒臭くなるわけだ。
昼過ぎに起きた時、母がテレビで吉本新喜劇を見ていた。そうか、今日は土曜日なのでこれをやっているのか。僕も一緒に見た。テレビで新喜劇を見るのは、すごく久しぶりだ。土曜日のお昼に家にいることなんて、滅多にないことだ。
起きている間にしたこと、あとはもっぱらパソコン作業だ。原稿書き用のパソコンがおしゃかになってから、取り出せなくなった原稿を書き直している。メモが残っていればそのメモに従って、あとは記憶を頼りに再現する。
もう一つしなければならない(ってほどではないかもしれないけど)のは、新パソコンのワードが使用できるようになって、それまでワードパッドで書いた文章をワードに移し替えることだ。ワードパッドのまま残しておいてもいいのだけど、これは修正等が不便なので、すべてワードにコピーして、ワード分だけを保存することにした。その移し替え作業もコツコツとやっていく。
そういう作業をやっていって、眼が痛くなったら一旦中止だ。そして、しんどくなったら休む。こんなことをやっているから風邪もなかなか治らないのかもしれない。思い切って、すべて中止して、休養した方がいいのかもしれない。
そっちの方がいいとわかっていても、僕のことだ、きっとできない。きっと気持ちが焦ると思う。少しでも前に進めていないと、不安になって仕方がなくなるだろうと思う。
今年から新しい方面の集客を試みる。僕はあまり期待はしていないけど、やると決めた以上は取り組まないといけない。本当なら、新年最初の一週間はそれに関する作業に費やすつもりであったのに、現時点では頓挫している。まあ、これも慌てずにいこう。早く取りかかれば、それだけ早く稼働するだろうけど、僕の予想では、6月ころにようやく動き始めるだろうと思っている。連休後のことだ。その時期に稼働できれば、それでいいかなと思い始めている。
それにしても、それまでにしなければならないことや未処理の案件のなんと多いこと。トラブルが発生すると、それだけ遂行が遅れることになる。この風邪だってトラブルだ。こんなトラブルやアクシデントと無縁になりたいと思う。今年は引きこもるという目標だって、そのための試みの一つなのだ。
ああ、しんどい。こうしてパソコン画面とにらめっこして、文字を打ち込んでいると、眼が回るような感覚に陥る。そして頭がクラクラしてくる。今日はもうダメだ。
(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)