3月22日:駅ナビ打ち合わせ

3月22日(木)駅ナビ打ち合わせ

 

 今日はなかなかたいへんな一日だった。面接に加えて、打ち合わせも予定に入れていたのだけれど、僕はこの打ち合わせの方をすっかり忘れていた。明日のことだと勘違いしていたのだ。

 まあ、それはいい。明日だと思っていたのが今日だっただけのことだ、明日の時間が空くだけだ。おまけに、明日の予約のクライアントが一件変更になった。明日は幾分ゆっくりできる。

 変更の件だが、これは案の定という感じである。僕はこの面接が流れる方に賭けていたのだけど、僕の勝ちである。予約を取った時点で、このクライアントが本当に来てくれるかどうかが大体分かるものである。変更された方は、カウンセリングが自己のために必要と感じておられないのである。そのため、電話で話していて、僕はその人ととても距離、心的な距離を感じたのだ。こういう感じがある時は、まず予約をキャンセルされるのである。それにこの人の場合、予約を取るまでに紆余曲折があった。こういうのは良くない傾向なのだ。来る人はスッと予約を取るものであり、そういう人の方がカウンセリングから利を得るものである。まあ、無断キャンセルをしなかっただけ、まだ適応的である。

 打ち合わせは駅ナビの方のページである。駅ナビに載せた頃は、まだこのサイトが十分に活きていなかったので、いわば繋ぎのような感覚で始めたものだ。僕としてはもう終えてもいいのだ。昨年の秋ごろからこのサイトが活き始めてきたからで、今は駅ナビをそれほど必要と感じていないのである。それでも一年間の契約だから、その間に一度くらいは更新するのも悪くはないだろう。ただ、そこまで気が回らないだけである。

 今日の打ち合わせはいたって簡単なものだ。結局、担当者が僕のサイトから適当に文言を拾って、うまく造ってくれるということになった。あと4か月ほどのものだ。僕はもう触ることはないだろう。

 もっとパソコンやインターネットに通じていたらと僕は自分でも思う。自分ではできないから業者に頼むのだ。駅ナビはまだましであるが、たいていの業者はまるでなっていない。僕から見ると、彼らは何をしているのやらまったく分からない。結局、僕が大部分をやるか音信不通になるかどちらかである。何回かホームページも作り替えたけれど、どの業者もそのシステムに一長一短があるもので、詰まる所、不便さではどことも違いはないということになるかな。

 このサイトを見ている人からすると、僕がパソコンを巧みに使いこなせるかのように思われるかもしれない。そんなことはないのである。パソコンを使うようになったのは、ほんの5年ほど前からだ。それまでは全て手書きでやっていた。記録もノートもすべて手書きだった。手書きというのは静かでいい。それに書く速度というのが、文章を練りながら書くのにちょうどいい。ワードを使うと、思考の方が追いつかないという感じがしている。思考よりもタイプの方が先回りしていることもある。早口で喋るようなものだ。だから僕の書くものはダラダラまとまりがなくなるのだろう。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー

 

 

 

 

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