11月12日:僕の「喜び物」

11月12日僕の「喜び物」

 

 昨日はお歳暮のことなどを書いたけれど、その序に書いておこうと思うことがある。それはクライアントが物をくれたりすることである。

 基本的に規定の料金以外は受け取らないということにしている。それでもクライアントが持って来た物を「要りません」と突き返すわけにはいかないので、僕はそれはそれでありがたく頂く。そして、そのような心遣いは不要であるということを伝えることにしている。

 最近も、あるクライアントから旅行のお土産と言っていただいた物がある。振り返ると、「お世話になりました」と最後の時に持って来られる方もあれば、クリスマスやバレンタインの時期に持ってくる人もある。その気持ちはたいへん嬉しいのであるが、頂くと、僕も恐縮してしまうのである。

 そこで、僕はこの場を借りて述べておこうと思う。私は仕事をして料金を頂いているので、そのような心遣いは不要であるということである。どうしてもお礼がしたいとか言うことであれば、以下の「喜び物」を参照して欲しいのである。

 

(私の「喜び物」)

 図書カード、お茶、コーヒー、ネクタイ、ハンカチ

 

 本を買うので図書カードが一番ありがたい。お茶やコーヒーは職場で使うから助かる。ネクタイやハンカチなども、僕はよく使うので、頂ければありがたい。

 もっとも、嬉しいのは、その人の手作りの何かである。できれば手書きのハガキでも送っていただければ一番嬉しいのである。

 

 一方、これを頂くと困るというものもある。以下の「困り物」を参照の上、このような品物は避けていただくとありがたいのである。

 

(私の「困り物」)

 酒、食品、嵩張る品物、高価な品物、花や植物、

 

 酒は、以前なら「喜び物」に入っていたのだけれど、止めたので「困り物」になってしまった。食品は小さな物ならまだしも、大きかったり、生ものだったりすると困るのである。後、具体性に欠けるけれども、持って帰らなければならないので嵩張るような品物も困るのである。当然、高価な品物はとても受け取れないのである。花や植物の類は、今の職場には置けないのである。窓の外が阪急の駅の植え込みになっていて、そこからよく虫が入ってくるのである。だから花とか観葉植物の類は室内に置けないのである。

 

 うーむ、ここまで書いてきて、話がおかしな方向に展開しているなと気づいた。そもそも品物は持って来なくていいんですよということを書いているつもりだったのに、なんだか催促しているように見えてきたのである。決して、そんなつもりはないということをお断りしておきます。

 

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー

 

関連記事

PAGE TOP