10月12日(水):サイト作業
非常に忙しい。このサイトに時間を取られるのである。
前にも書いたが、<テーマ100>まではコンテンツを増やすということが目的だった。それ以後は、コンテンツを増やすということと並行して、サイト自体を見やすくする、使いやすくするということを考えていこうと計画していた。今、それをしている最中である。
これが意外とたいへんな作業であって、これまでの内容をもう一度読み直し、訂正したり、書き改めたりということまでしなくてはならないのだ。しかも<テーマ200>に達したら、もう一度サイト全体を再編成しようと考えている。今のサイトは、体系だったものを書こうとしているのではないので、一つ一つが断片的である。これを組み直したりして、ある程度体系的なものとしてまとめていこうと考えているのである。その時には、今以上に作業が増えるだろうし、そうなるのだと思うと、今から億劫である。
あちらこちらに広告を出すようなことはしないで、ゆくゆくはこのサイト一本に絞ろうと計画している。もう、すでにその過程に踏み出している。このサイト一本に絞る代わりに、このサイトに関しては手抜きをしてはいけないのだ。今まで以上に、このサイトの作成に真剣に取り組まなければならない。
読み直してみると、誤字、脱字もいくつか見つかるものである。また、文章が曖昧であったりするし、構成的にきちんとしていないものもいくつもある。それらは訂正され、改良されていかなくてはならない。
同じ作成するのなら、少しでもいいものを作りたいと思う。私が完全主義なのかもしれないが、これまで書いたものに関して、満足のいくものは一つもない。自分の中であやふやな感覚を残しながら、「まあ、これでいこうか」と決断して、公開していっているのである。後になって、こういうことも書けばよかったとか、こういう言い回しの方がよかったとかいうものが出てくるのである。今後はそれらもその都度更新するようにしようと考えている。
そういうことをしていくとなると、今まで以上に時間を取られてしまうが、それも仕方がない。時間を取られてしまうことよりも、良くしていくことの方が重要である。このことはこのサイトに関してだけでなく、他のあらゆる領域の事柄についても当てはまると、僕は考えている。例えば、仕事もそうだし、何かを習得することもそうだ。創造的な活動にはすべてそれが該当する。関係を築き、維持することだって同じだ。常に、それを良くしていくということ、その方向に向かっているということが肝要であり、完成されるかどうかは、この視点では、二の次である。自分自身や自分の携わっている事柄を良くしていくこと以上に大切なことがあるだろうか。
もちろん、時間をかけたから素晴らしいとも限らない。無駄に時間を費やしてしまったことなどいくらでもある。必ずしも、その時間が無駄だったとは言えないかもしれないが、時間をかけるからには、良くしていこうという姿勢の方が重要である。僕はそう考えて、今日もサイト作業に取り組む。
(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)